大河 徳川慶喜 第42回 「孝明天皇の死」▽あらすじメモ(超ネタバレ)

チャンネル銀河 2020/11/11(水)AM8:00~

慶喜は15代将軍となり、二条城に幕閣を集め 幕政改革に臨む事を説明

慶応2年(1866)
二条城
慶喜(本木雅弘) は15代将軍となり、二条城に幕閣を集めていた。
老中 板倉伊賀守勝静稲葉美濃守正邦が仁と愛の心で 幕政改革に臨む事を説明します。

引き上げた後、慶喜は 板倉達に 薩長が密約を結んでおり、朝廷も2つに分かれているので、用心深く 急いで事に当たるよう指示します。

江戸 一橋家
美賀(石田ひかり)松島(岸田今日子)や侍女に、ご祝儀をあげようとしますが、 徳心院(鶴田真由) は止めさせ、尾頭付きお膳と言います。
慶喜が、徳川宗家を継ぎ 将軍になられ、美賀は御台様になるが、しばらくここに住むと話し、一橋家は妻子のある 尾張より 茂栄様が継がれることになった。徳心院 自身 退ぞく時と 語った。

開成所教授 西周からヨーロッパのこと学ぶ

二条城
慶喜は 幕府の開成所教授 西周(にしあまね:小日向文世)がヨーロッパで学んだ事を、幕政改革に役立てようと、呼び寄せます。
西周は、国家に対する考え方、人民は国家のために命投げだして 戦い 国家に忠節を尽くすが、大統領という頭首への個人の忠節は篤くない。
ヨーロッパでは、今や造船や織物など、様々なものを大量に作り、その会社に人々は雇われ、給金をもらうようになっている。
大統領も選挙で選ばれ、ふさわしくない大統領は、次は選ばれない。それ故、大統領のために人民は命を捨てないようです。

京都 慶喜の 宿館 小浜藩邸
慶喜老中 板倉伊賀守勝静 から 「孝明天皇(花柳錦之輔) 風邪を召されたと聞きます。
将軍継嗣は 田安家の 亀之助殿、一橋家は 尾張 茂栄様、清水家には 水戸の 昭武様を入れることになったと告げ 慶喜は判ったと答えた。
そして、組織を簡素化し、責任を明確にするため 陸軍総裁・海軍総裁・会計総裁・国内事務総裁・外国事務総裁にも老中を任じて、「五局体制」とする。」

そこに、原市之進(山口祐一郎)が お上は疱瘡におなりのようですと伝えられた。

横浜
おうめは英国の牧師夫妻の下働きをしていた。
牧師が厳しく、ピアノで ド レ ミ ファ ソ を教えてくれた。

薩摩 長州 が対抗策協議

京都 伏見 薩摩藩邸
薩摩藩 家老 小松帯刀大久保一蔵(池田成志)を、長州藩士 桂小五郎(黒田アーサー)が訪ね、今回の将軍就任後の幕府の動きは素早い、長州は表だって動けないので、朝廷への働きかけなど 貴藩の方で動いていただかねば、 幕府に先手を打たれ 長州の再討伐になることは避けたい。
大久保は、手を打っているが、慶喜は読めないなどと 話した。
桂は、西郷がいないのは無礼と腹を立てていた。

その頃、西郷吉之助(渡辺徹)さくら(田中伸子)を見つめ一人酒を飲んでいた。

京都 慶喜の 宿館 小浜藩邸
慶喜は独り言をつぶやきながら、およし(清水美砂)と居室にいた。およしは、慶喜様の第一の側室になり、身の回り一切を取り仕切り 幸せと語り、おっかさんお墓は探せなかった と悔しがった。
人生なんて 幸せと思えば幸せ、不幸せと思えば不幸せ と言うのを聞いて、慶喜は攻めるも守るも同じと気がついた。

慶喜は 西周に万国公法学ぶ 大きな後ろ盾の孝明天皇崩御

二条城
慶喜は 開成所教授 西周から万国公法を学んだ。杉山寅之介にも学ばせた。
国家はどういうものか、国家は他国の干渉の受けないということ。

京都 伏見 薩摩藩邸
薩摩藩 家老 小松帯刀大久保一蔵を、長州藩士 桂小五郎が訪ね、まず パークスをつかい、兵庫開港を迫らせよう。
朝廷は絶対兵庫を開港の勅許をしないので、パークスに幕府へ開港か戦争を迫らせ、新政府お手上げの時、我らが登場すると 大久保が提案すると、隣室で寝ていた西郷吉之助が「話がうますぎる」と現れた。
西郷は「戦でござる。勝敗は 戦って皆と判らない。」「お上は 幕府の味方。」と言っているところに近衛家から使いが来て、お上が疱瘡にかかられたと知らせてきた。

二条城
慶喜は 開成所教授 西周に国を富ませるにはと聞いた。
西周は 良いもの、新しいものをたくさん作り、外国に売り、そのために必要なものを買う。これを繰り返します。
国内にたくさんの仕事を作り、多くの仕事を人民に与え、給金を与えれば人民は豊かになる。
国家はどういうものか、国家は他国の干渉の受けないということ。
貿易は、 中心だが、諸大名や人民に自由貿易を許し、儲けに応じ税を取れば 国も富む

そこに 京都守護職 松平肥後守容保(畠中洋)孝明天皇の様態が良くないと伝えてきた。

京都 小御所
慶喜が武家伝奏 広橋胤保 と小御所に入ると、太閤 鷹司政通(宝田明)が控えていた。
叔父上 「拝謁されましたか」と訊ねると「もはや誰も会うこと叶わぬと」言われた。
慶喜は、容保に 医者を手配するよう話していると関白 二条斉敬が「お上が 崩御になられた。」と出てきた。
関白は、慶喜に お上からの言葉があります。
後の世を将軍家に託す。争いを収め、人民が塗炭の苦しみを味あわぬよう、全国を焦土と化すことのなきように…」と。

▽まとめ&感想

慶喜は15代将軍となり、二条城に幕閣を集め 幕政改革に臨む事を説明します。
開成所教授 西周からヨーロッパのこと学ぶ 幕政に役立てようとします。
薩摩 大久保一蔵 長州桂小五郎 が新幕府に対抗するため相談し、西郷は戦を口にします。
慶喜は 西周に万国公法学び国を富まそうと考えます。 大きな後ろ盾の孝明天皇崩御 後を託されます。

※この放送は、字幕が出ません。私が理解できない言葉があり、間違っていたらゴメンナサイ。

慶喜が 15代将軍になって、21日後に孝明天皇崩御してしまいます。
心強い 後ろ盾が いなくなって これから慶喜大変そうです。
勉強している場面が出てきますが ずいぶん勉強されていたのですね。