チャンネル銀河 9/17(木) AM8:00~
慶喜元服(前髪取りの儀)
江戸城内 一橋家屋敷
嘉永5年(1852)、慶喜(15才・本木雅弘)は元服の儀式(前髪取りの儀)を無事に終えました。
(髪をしきりに気にし、鏡で見ていました。)
前髪取りの儀を終えたことを、刺繍をしている養母の徳信院直子(鶴田真由)に報告。
直子は男前になられたと喜びますが、慶喜の世話係・松島(岸田今日子)がかいがいしく世話をする様子を見て、複雑な思いでした。
水戸藩 江戸駒込 中屋敷
徳川斉昭(菅原文太)に10代藩主の徳川慶篤(内野聖陽)は結城達を罰したのは、余の藩政改革を紙くず同然にしたからと話す。
10代藩主 徳川慶篤(内野聖陽)は、改革は続けられなかった、幕府の意向だった。天狗派を引き上げ、結城派を退けた。藩主の立場も有る。
斉昭は、「よかろう様」と陰口を叩く者が居る。何でもよかろうと、言っていた。
慶篤は、どうすればいいのか?
斉昭は、考えるのだ。藩主たる者、藩の行く末を考え、人材を集め、……。
慶篤は、…… 西行のように旅に出る方がマシ。
吉子(若尾文子)は、心に秘めたおなごでもおるのか?
慶篤は、怒って帰ってしまう。
江戸城内 一橋家屋敷
慶喜が戻り、倉石佐衛門(佐藤淳)と村田新三郎(藤木直人)が、さくらが居なくなったと告げる。
一橋家家老 土岐信濃守朝義(小野武彦)が居なくなった経緯を報告。
奥方様より、着物の柄について日本橋の呉服屋に使いが必要になって、さくらに頼んだ。
大騒ぎする、慶喜。松島に、ここに居るのは、幕府の役人ばかりと注意を受ける。
直子に、共に夕餉をと誘われるが、慶喜は それどころでなかった。
さくらは、戻らなかった。
江戸の火事で、を組のまとい持ち ガンツム(山下真司) が「ダチョウ倶楽部」に向こうの長屋 壊すよう指示。別の火消しと屋根の上でけんか。 新門辰五郎(堺正章)が物干し竿で、屋根より二人を払い落とす。
浦賀 黒船来航 慶喜は見に行けず 替わりの者に絵を頼む
嘉永6年(1853)6月3日 浦賀に アメリカの黒船現れる。半鐘が鳴り響きます。
慶喜が寝ていると、家老の土岐が、老中から、浦賀にアメリカの船が来たので、火事装束で待つよう連絡が入ったと知らせた。
斉昭からは、甲冑で身を固めよと書状が届く。
慶喜が、浦賀に行ってみたいと言うが止められた。
替わりに中根に浦賀にすぐ行くよう命じ、絵を描いてくることも頼んだ。
アメリカの国書の受けとりを要求 幕府は艦隊の威力におびえる
水戸藩 江戸駒込 中屋敷
斉昭は、吉子に、「外国が来るぞ。大船を作れ、大砲を作れと言っていたのに!」
江戸城では、主席老中 阿部伊勢守正弘(大橋吾郎)が老中を集めていた。
アメリカの黒船が浦和に、プレジデントの国書を持って受け取りを要求。受け取りを拒めば、戦の意思ありと見なすそうだ。返事は3日後。
公方様は、容態が悪く、お伝えしていない。
戦を250年していない。戦を知っている者がいず、武器も劣る。
国書と、条約は別物。時を稼ごう。
老中 牧野忠雅(堀内正美)は 鎖国を破ることは、攘夷を唱える者が黙って居るまい。
国内に争いが起きるかもしれない。一番の難物は水戸の斉昭公だ。朝廷と関係も深い。
艦隊の射程距離は湾に入れば、江戸城も狙える。開国との交渉は一種の戦だ。
米国海軍 東インド艦隊 司令長官 マシュー・C・ペリー長官がワインを飲みながらステーキを食べている。
浦賀
多くの人が、集まっていた。中根が船の絵を描いていると、長州藩士 吉田寅次郎(松陰)と信濃松代藩士佐久間象山も居た。象山が砲門の蓋があげていることが抜けていると言ってくる。いつでも攻撃できると言うこと。軍監の威力を話し、今戦えば負けると断言した。
元高槻藩士 中山五郎左衛門(藤岡琢也)も駆けつけて、話を聞いていた。
アメリカの国書受けとり 将軍 家慶が亡くなる
幕府は国書を受けとり、艦隊に帰っていただいた。返事をもらいに来年、来るという。
江戸城内 一橋家屋敷
中根が、慶喜に絵を見せていた。大きさは、この屋敷以上と教えられ驚いた。
第12代征夷大将軍 家慶が亡くなった知らせが届きます。
▽まとめ&感想
慶喜元服(前髪取りの儀)を終え、直子に挨拶。そのさなか、さくらが行方不明に。騒ぐ慶喜に松島が、ここは幕府の人ばかりなので、気をつけるよう言われる。
浦賀にアメリカ艦隊が入り、国書の受けとりを要求。慶喜は見に行けず 替わりの者に絵を頼む 。
幕府は艦隊の威力におびえ、国書を受け取る。黒船の報告を聞いている時、 将軍 家慶が亡くなった知らせが届いた。
しきりに、髪を気にし、鏡を見る慶喜。語りでは「けいき様」なんて呼ばれていました。
さくら居なくなってしまいました。慶喜はさぞ気落ちしたことでしょう。
江戸の火事、ドラマと関係あるか???ですけど、火を消すのには、建物を壊すしかないのでしょうか?
アメリカの艦隊 大きく映っていました。
佐久間象山は前々から、国外のこと研究していたんですね。