チャンネル銀河 2020/10/6(火) AM8:00~
水戸藩 勅諚をもらい 感激するも 何も出来ない「どうする」
安政5年(1858)夏
開国反対の朝廷が、幕府を通り越して「水戸藩」へ、幕政改革を求め勅諚(戊午の密勅)を送ったことが、大問題になった。
一橋家
刑部卿慶喜(本木雅弘)の 登城停止には、謹慎も含まれており、表門は締め切り、月代(さかやき)も剃っていけなかった。
慶喜は、道場で素振りをして、体を鍛えていた。
生麦 の麦屋に 中山五郎左衛門(藤岡琢也)が鯛を釣って戻り、たみ(水野真紀)が着いて、部屋に通される。早川達も着いて、部屋に案内された。
三味線を鳴らす、ウメに たみは 中山五郎左衛門の部屋を聞いた。
一橋家
慶喜の許に、水戸藩からの使いの永原帯刀(佐藤慶)が来た。
水戸藩が御三家といえ、お上から勅諚が下るという栄誉は、前代未聞で、皆々 感涙にむせんでいる。
慶喜は「勅諚には条約調印へのご不審と公務方への考えが記されていたと聞くが、添え書きにはなんと書かれていた?」
永原「御三家御三卿にも、隠居に至るまで、各大名にも伝えよとの事でした。」
慶喜「お上としては、謹慎中の水戸藩に動けということでなく、同じものを2日後に幕閣にくださる事により、幕閣に決意を示されたのでは」
永原「御三家御三卿の罰を取り消せとのことでしょう。」
慶喜「井伊大老は取り消さないだろう。では どうする。兄上もどうにも出来ない」
「どうする」「どうする」「どうする」「どうする」
慶喜「憂さ晴らしに行こう」
井伊直弼は 背後に水戸の老人と確信 京に 老中 間部を送る
江戸城
大老 井伊掃部頭直弼(杉良太郎)と、老中 間部下総守詮勝 は勅諚を見ながら、九条関白殿の署名のない勅諚は…。鷹司 太閤などの陰謀、勝手に勅諚を作った。背後に水戸の老人がいる。あの者達が公家をあおっている。九条関白 一人では お上を守り切れない。
間部に、京に行き、条約調印の、やむを得ない事情を奏上し、この世を乱すものを取り締まるよう命じた。
慶福様が将軍になられたら、お上の妹 和宮様を御台様に迎えし、確固たるものにしなければならない。
水戸藩 江戸中屋敷
斉昭(菅原文太)は、安島に、慶篤(内野聖陽)はどうしているかと尋ね、何も出来ない 幕閣を恐れ 勅諚は廻していないと聞き、気を揉む。
新門一家で慶喜がうさ晴らし 永原の秘密を知る。 たみは生麦で新三郎の子奪う
浅草 新門一家
新門辰五郎(堺正章) がコロりの見廻りをした旦那衆と戻り、一杯始める。
異人達が江戸湾に毒を流したので、魚は辞めた方がいい、特にイワシがいけない と話していた。
外を、棺桶を積んだ荷車が行き交う。
安政5年から6年間日本全土で、コレラが大流行し、江戸の死者は30万人にも上った。
れん(大原麗子)は、フナの甘露煮を魚に勧めた。
そこに慶喜達が入ってきた、永原を認めた 旦那の一人が、「永春先生 売れてます バカ売れ」とささやき帰っていった。
平岡円四郎(新井康弘)は見張りをすると、玄関に残り ガンツム(山下真司)が相手する。
生麦 たみが小田原に向かうらしいと聞いた早川達が、そこに新三郎がいると思い、討つ相談。
たみは、 中山五郎左衛門が鯛をもって、新三郎(藤木直人) みよ(一色紗英)の家に行ったのを見ていた。
浅草 新門一家
辰五郎と慶喜達は座敷に上がり、宴会を始める。
およし(清水美砂)は毒味をし、慶喜に酒を勧め、お流れをうれしそうにもらう。
永原は、「永春先生」と呼ばれていたと、中根が口にした。
およしが「恋思川永春」ではないか、今一番売れている「町娘恋春雨」の戯作者と言い、バレたことを認める。
酒に弱い、平岡が、ガンツムと大暴れする。
辰五郎は、慶喜様も困ったもの、一橋の殿様という自覚がないと嘆く。
生麦 たみが、眠っている新三郎とみよ から 赤ん坊を奪い、江戸に向かった。
早川達は、小田原に向かった。
一橋家
江戸に戻った、たみが赤ん坊を抱いているのを見て、どこから持ってきた 誰の子だ と聞く平岡と中根。
老中 間部が上洛 水戸藩留守居役 鵜飼吉左衛門を捕らえ 安政の大獄が始まった
京 では間部に 京都所司代 坂井若狭守忠義が、まずは 関白 九条を辞めさせようとしている、太閤 鷹司を始め 公卿の水戸派を抑えるという。
それより、水戸藩 京都留守居役 鵜飼吉左衛門が江戸に送った書状を手に入れた。そこには、拙者が上洛し水戸派を捕らえれば、薩摩 長州 土佐の藩兵を伏見に集め、即刻 大老の彦根藩を攻めるというもの。一刻も早く 悪しき侍どもを捕らえ、背後にいるものを暴かねばならない。
京 鷹司家
右大臣 鷹司輔熙(北見敏之)が 太閤 鷹司政通(宝田明)と 母 清子(有馬稲子)に 、老中 間部が上洛して、表向き 条約調印を 奏上することになっているが、実は 条約に反対するものを捕らえに来た。
大老は、条約に反対する 朝廷そのものをなくそうとしている。お上が公武合体と申せば、和宮を将軍の御台によこせと 悩ませている。
清子は、気をつけて、井伊が大老になり、用心しなさい。武家は最後に刀を抜くものです。目立ってはいけません。
そこに、水戸藩の者が来て、日暮れ前 鵜飼吉左衛門が奉行所に 連れて行かれたと知らせてきた。
水戸藩 江戸小石川上屋敷 に早馬が走った。水戸藩主 徳川慶篤(内野聖陽)は安島帯刀らに「どうするのだ」と怒鳴る。
水戸藩 中屋敷の 斉昭に知らせる。今騒いではならない。
江戸城 大老 井伊直弼。
一橋家
平岡達が、永原が来て慶喜と会っていることに、気を揉む。
井伊大老が 攘夷派を一人残らず捕らえよと言われた。
井伊は、斉昭公と、慶喜殿 が憎い。ほんの少しでも動いたら拙い。こんな時来るとは。
斉昭公もやる気のお方、動き出せば 誰にも止められない。
永原は、斉昭の言葉を伝えた。「心を引き締め、水戸藩に下された勅諚のご主旨を肝に銘じること、また一橋当主として、徳川宗家の行く末を思い、己がいかなる立場のものか、いかなる事をなすべきか、心を静寂にして考えること。」
新門の家のことを謝り。
鵜飼親子のこと 分かりません。
京では、安政の大獄が始まった。
水戸藩 京都留守居役 鵜飼吉左衛門 が捕まり、拷問にかけられた。
▽まとめ&感想
水戸藩 勅諚をもらい 感激するも 何も出来ない「どうする」。
井伊直弼は 背後に水戸の老人と確信 京に 老中 間部を送る。
新門一家で慶喜がうさ晴らし 永原の秘密を知る。 たみは生麦で新三郎の子奪う。
老中 間部が上洛 水戸藩留守居役 鵜飼吉左衛門を捕らえ 安政の大獄が始まった
この放送は、字幕が出ません。私の解釈が間違っていたら、ゴメンナサイ。
朝廷の言葉 なかなか 分かりません。
コロリが大流行。今のコロナに重なります。
「どうする」の繰り返しに 驚きましたが、こんな状態の 水戸藩士を捕まえるとは、なんか変です。