大河 徳川慶喜 第32回 「慶喜の悪酔い」▽あらすじメモ▽

チャンネル銀河 2020/10/28(水)AM8:00~

将軍後見職辞任を許されず上洛を命じられ、薩摩が長州と入れ替わり台頭

慶喜は、朝廷に将軍後見職辞任を許されなかった
長州や薩摩の大砲攻撃に、異国は何倍にもして返した。
孝明天王の逆鱗に触れ、長州など攘夷派は都から追い払われた。(八月十八日の政変)
公武合体派の 島津久光が薩摩から、呼ばれた。

江戸 浅草
中根長十郎(信太昌之)が、新門辰五郎(堺正章)をたずね 慶喜上洛のお供を再度頼む。ただ はっきり決まるまで れん(大原麗子)に内緒にと頼む。
中山五郎左衛門(藤岡琢也)が同行が許された。
およし(清水美砂)も実母の大津にあるお墓に参りしたいと お供したいと申し出た。

江戸城
幕閣で中納言慶喜(本木雅弘) の本心はいかがと、老中 板倉周防守勝静にたずねられ、「水戸のお方で、尊王の念は事の他お強く、本心は攘夷と思うが、後見職の立場から日本国の進む道をいかにしたら見いだされるか、ご苦心されている。」と拝察している。
主席老中 酒井雅楽頭忠績が 「後見職として 再び上京をお願いしたが、都で朝廷に取り込まれてしまうことはありませんか。」と言う。
老中 牧野備前守 は、「公方様のまたの上洛が必要かどうか。下の者は 皆反対です。聞くと、前の上洛で ひどい扱いを受けたそうだ。」
老中 井上河内守は、「島津久光や松平春嶽殿がお上のお召しで上洛し、公方様や一橋公が来るのを待っているようだ。まずは 一橋公にお出でお出で願い 都の様子を知らせてもらうのが得策かと」
老中 有馬遠江守 は「新参だが、二人をお呼びになるのは 少々 無作法を感じる。」
老中 水野和泉守は、「所詮 後見職は 勅命で作られたお役目。 幕府の預かり知らぬ お役目が、幕府のてっぺんにあるとは」

一橋家
美賀(石田ひかり)徳心院直子(鶴田真由)に慶喜がまもなく都に参ると告げた。
松島(岸田今日子) は邪魔になる。
美賀にたずねられ、アケビを食べたいと言い、水戸を思い浮かべ、山歩きがしたかったというのだった。

水戸で反幕府連合動き出す、中根殺害され

水戸 那珂川
吉子(若尾文子)が那珂川に釣り糸を垂れていた。お付きの者が「 日が落ちます 早く戻らないと…」と急かします。
永原帯刀(佐藤慶)が駕籠準備させて、吉子が「藩内が争いがなければ良いのだが のー」と嘆いた。

水戸 弘道館
夜、番人 幸吉の小屋に、 長州藩士 桂小五郎(黒田アーサー)佐久間克三郎が、藤田東湖の子 藤田小四郎(田辺誠一)をたずねてきた。村田新三郎(藤木直人)も隅に控えていた。
桂小五郎は、「幼少より 水戸藩主 斉昭公、藤田東湖先生 書物を通じ 御名を知っていました。我らに 尊王とは何か、何をなすべきかを教えてくれた。」
藤田小四郎は「攘夷がないがしろにされ、幕府と薩摩が手を組めば 長州は朝廷の汚名を着せられる。」
桂小五郎は、「改めて ご相談したく参上した。」
藤田小四郎は「それがし 決心がござる。」と語り、桂小五郎も、「我らにも 決心がござる。」と返した。
藤田小四郎は「まずは、東西でときの声を上げることです。」
桂小五郎は、「我らは 都を攻め お上をお救い出す 所存でござる。」

物音が聞こえ、 新三郎が外に出ると 幸吉が「猫で ございます」と言い、中に伝えた。
新三郎が 戻り、「噂によると さくらが京に居るそうだ。」というと、幸吉が「一橋の殿様が教えてくれました。 村田様 危ないことはお辞めに なった方が、一橋の殿様が悲しみになる。」
を眺める 新三郎。

一橋家
を眺め、杉山寅之介に酒をつがせ 一人飲む慶喜。再上洛には 覚悟が必要と 寅之介に語る。

中根長十郎(信太昌之)が物陰に隠れていた何者かに斬られた と平岡円四郎(新井康弘)が伝えた。
城に運ばれ、慶喜は「目を覚ますのだ!」と声を掛けるが、「申し訳ございません」と息を引き取った。

慶喜 蒸気船で上洛 参与になり 春嶽らと朝廷会議

それからまもなく、慶喜は 船で都に行くことになった。
蒸気船の 順動丸を 軍艦奉行並 勝海舟(坂東八十助) が 大阪まで 2昼夜でいけると 説明した。
蒸気船は風に関係なく いつも動き、夜でも 羅針盤 六分儀 秒速度計など 暗闇でも 進みたい方向に進める。世界中 どこにでも行ける。
慶喜は、「あやかりたいものだ。学ぶことが多い。」

都に着く前に、公方様の住む 江戸城が丸焼けになった。
文久3年 11月 江戸城・西の丸・本御殿全焼

京都 慶喜の 宿館 小浜藩邸
元一橋派の大名 だったが 松平守春嶽(林隆三) 、前土佐藩主 山内容堂(塩屋俊)、京都守護職 松平肥後守容保(畠中洋)、宇和島藩主 伊達伊予守宗城(大門正明)、島津久光(江守徹)と慶喜が 朝廷会議に勅命参与という形で 参加して、国の方針を決めようとしていた。
公方様は火事で遅れそうだが、まもなく 来れそうだ。老中達が いろいろ動いている。
長州藩が巻き返しを狙っており、幕府はどうすると問われ、慶喜は「長州藩主の真意を確かめ、収まるものなら収め、収める気はい なければ 公方様の上洛を待ち 討伐しなければならない。」

山内容堂が「幕府と朝廷で公武一和を実現し、これよりは お上の元に 衆議を尽くして国の進むべき道を決めれば良いと考える。そのためには 幕府の仕組みを変えなくてならない」
春嶽は「曖昧なのがいけない。この際国是をはっきり開国とすれば良いのだ」

久光は「お上の意向は攘夷ですが、具備を整えるまで、やむを得ないとの思し召し。よって 開国を急がず ゆるりと すすめれば 時勢の流れとして認めざる得ない 国を富まし 武器を整え 諸外国に攻められぬようにすることが先決でございます。我が藩も英国艦隊と戦ってみて、同じような軍艦があれば、必ず勝てると 確信した。大砲1つをとってみても全然違い、 心意気だけで戦えない。一刻も早く追いつかなければ 恐ろしいことになる 」

将軍 家茂 上洛、朝廷が開国を認め、逆に幕府が横浜港閉鎖へ方向転換

京都 御所
将軍 家茂 が上洛して 孝明天皇(花柳錦之輔)に参内した。

二条城
家茂の前で、老中が、「今回の勅状に 公にしていないが「無謀な攘夷は、朕が望むところにあらず」とあり、幕府が公にすれば、国是は開国に定まりしと、認めたことになる。今、横浜港を閉じるため 諸外国に使節を送り、談判に及んでいる最中です。この勅状が公になれば 幕府の方針は矛盾し、諸大名は大いなる疑念を持つでしょう。」
慶喜は「しかし、その勅状は諸大名に伝えられてるはず。今更隠すこともあるまい。」
老中は 昨年 長州は朝廷と手を組み 攘夷決行の勅命を下し、開国の方針の幕府が、横浜港閉鎖を考えた。今度は半年もしない内に、薩摩のかくしゃくにより開国の勅状が下された。そのたびに幕府の方針を変えることに反対です。
慶喜は、「本来幕府は開国を目指した。時勢を思えばその方針に間違いはない。それが長州にねじ曲げられた。再び本来の方針に戻る時が来た。余り、以前のことにこだわらず 方針を変えても良いのではないか?」
このことは 老中以下有志を含め 衆議一決したものなので この方針でお願いします。
「いかなる事が 変えられないか」と確かめると「幕府を支えるもの達の誇りを奪うことは出来ません。」
慶喜が、「恐れながら お尋ね申し上げます。公方様におかれましては、いかがお考えでしょうか。」
家茂「余も 老中達の考えに賛成じゃ」
慶喜が「恐れ入り奉る」
家茂「よしなに」

部屋で 一人で 慶喜酒を飲む。

春嶽「勅状も下り、いかなる手順で開国に向かうか、協議してはいかがか?」
慶喜が「その前に 幕府の立場を申し上げる。開国には反対でござる。公方様も 開国に反対でござる。」
春嶽「中納言殿、何か 気分を害することありましたか?」
慶喜「拙者は将軍後見職の お役目いただいている者でござる。気分次第で重大事を申し上げたりはしない。幕府の代表者と公方様の後見として申しあげている。開国には 反対でござる。幕府としては、長州の件以来 勅命により 攘夷決行を方針として参った。されど我が国の力足りず急激なる攘夷果たせず、せめてもの横浜港閉鎖を考えた。使節が談判のためヨーロッパに出かけている。今急に開国とすれば人心乱れ鎮定の道無しと存じる。」

春嶽「一方的に横浜港 閉じれば諸外国が黙っていまい。横浜港だけでも 輸出入が数百万ドルを超えている。今更閉じれば戦争になりますぞ。」
慶喜「戦争になれば 受けて立つしかあるまい。」
容堂「鎖国に戻りたいとは、中納言のお言葉と思えない。」
春嶽「老中達がそそのかし、この国を自由に動かしたいと思っている。腐れきっている幕府を見放せなされ。」
慶喜「せっしゃも、あなたも将軍家に繋がる者。 腐れきってた幕府などよく言える。あなたは我が家を指さし腐りきっているといっているようなものだ。」
春嶽「日本を滅亡させる おつもりか。」
慶喜「折り目正しく 滅亡させる 道もある。」

久光「まー、今日は終えて、席を移しませんか」

芸子を囲んで、酒の席に。慶喜は 浴びるように酒をあおる。
久光は 拙者が愛するおなごは「さくら」と酌をさせる。
慶喜は、泥酔していた。

三条小橋 池田屋
長州藩士 吉田稔麿や、肥後藩士 宮部鼎蔵 など 20数名を前に
桂小五郎は、「まず水戸藩が、鬨の声を上げることになった。その後 我らがここで号をあげ、幕府や薩摩を追い払うんだ。さすれば我らの手で新しいものに変えらることが出来る。」

宿に慶喜が泥酔のまま戻り 誰も手がつけられなかった。
そこに忍んでいる曲者が現れ、平岡が斬り まだ他にも潜んでいる者がいると 緊張が走った。

▽まとめ&感想

将軍後見職辞任を許されず上洛を命じられた。薩摩が長州と入れ替わり台頭していた。
水戸で反幕府連合動き出し、新三郎もいた。中根が何者かに殺害された。
慶喜 蒸気船で上洛して 参与になり 春嶽らと朝廷会議に参加。
将軍 家茂 上洛、朝廷が開国を認め、逆に幕府が横浜港閉鎖へ方向転換する事になった。
このため 他の参与と言い争いになり、その夜、慶喜は泥酔してしまう。

※この放送は、字幕が出ません。私が理解できない言葉があり、間違っていたらゴメンナサイ。

老中達の 方向転換には驚いてしまいます。ここで 男のメンツはどうしようもないですね。
将軍の一言も キツイです。
うまいなと思ったのが、美賀に何が食べたいと聞かれ アケビ⇒ 水戸⇒新三郎 月⇒ 江戸の月