うすもえぎ 野菜作り1 ☆畑の準備&その前に

里暮らし、冬はとても暖かだったのに、ようやく桜が咲いても、雨続きです。
昨年の、枯れた野菜を抜いたり、マルチをはがしたりしています。
畑が、乾かないと、耕せません。失敗談、うちの畑は、粘土質なので、乾かないまま耕運して、その後、石ころのようになって、何も植えられません。これがもう一度耕運しても、ダメで、かなり放置が必要でした。
趣味の園芸 やさいの時間を見て予習中です。

土壌酸度を調べ、作物に合わせ調節する

pHとは、酸としての強さの程度(酸性度)を示す値。
0~14(0:酸性~7:中性14:アルカリ性)の数値で表します。

酸性が強い土壌の場合、野菜の根が傷んだり、根がリン酸を吸収しにくくなる。
アルカリ性が強くなると、鉄やマンガンなどのミネラル成分の吸収が妨げられ、作物の育ちが悪くなり、病気にもなりやすくなる

以前購入した、酸度測定液がありました。
アースチェック液……住友化学園芸(株)

使い方
1.測定する土壌1に対し水道水を2の割合(容積比)で加え、よくかき混ぜます

2.ゴミ等を取り除いて、澄んだうわずみの部分を添付の試験管に2.5ccとります

3:アースチェック液を3滴加え、試験管のふたをしてよく振ります

4.土壌酸度(pH)によって色が変わりますので、添付の比色表で比較して測定します。

また作物によって適切なpHも異なります。

ホウレンソウやエンドウなどはpH値6.5~7.0
キャベツやイチゴなどは、酸性寄りのpH値5.5~6.5

今回作付ける予定の畑は、pH値6.0~6.5 でした。

土が酸性になる理由

・日本に降る雨は弱酸性
・雨でアルカリ分(石灰など)が流れてしまう
・化成肥料は酸性
・植物そのものも土壌を酸性にする

酸度調整に使う土壌改良材

酸性に傾いた土壌をアルカリ性にするには、カキ殻や貝化石などが原料になっている有機石灰草木灰などの土壌改良材を入れます。

その逆に、アルカリ性に傾いた土壌を酸性にするには、硫安(硫酸アンモニウム)、塩安(塩化アンモニウム)、硫加(硫酸カリウム)といった肥料を入れます。

トウモロコシやソルゴーなどの「クリーニングクロップ」と呼ばれる作物を栽培することなどでアルカリ分を除去することができます。

昨年作った、もみ殻くん炭

私も昨年秋、もみ殻くん炭を作っていました。
(こちら、もみ殻を焼いて燻炭作り!燻炭の使い道は)

燻炭を植物の周りにまくことで、泥はねを防ぎ、病気を予防する効果があります。
独特の匂いのため、アブラムシなどの、害虫忌避効果があります。
また、地表の温度を上げ、マルチ効果も期待できます。

燻炭は、保水性・通気性に優れています。
根の成長、植物の成長を助けてくれます。

燻炭のpHはアルカリ性です。
日本は酸性の土壌が多いため、燻炭を撒くことで中和することができます。

燻炭はもみ殻を炭化させたものなので、表面には小さな穴が無数に空いています。
微生物の活動が活発になり、病気になりにくい健康な土壌を作ります。

ナス科の作物の、連作障害に注意

連作とは「同じ場所で同じ野菜(同じ科の野菜)を続けてつくること」

ナス科トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモなど3〜4年
ウリ科キュウリ・ゴーヤ・ズッキーニ・カボチャなど2〜3年
マメ科ラッカセイ、インゲン、ソラマメなど2〜3年
アブラナ科キャベツ・カブ・ダイコン・ハクサイなど1〜2年
サトイモ科サトイモ3〜4年
連作障害が出にくいサツマイモ・コマツナ、ネギ、ニンジン、ニンニクなどなし

連作障害の対策
連作障害に強い植物を接木した苗(接木苗)や連作障害に強い品種

天地返し……表土と地表から30センチほどの土壌を入れ替え、堆肥をじゅうぶんに施します。

肥料の三要素 チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)

チリカ:ハミネ と覚える(趣味の園芸 やさいの時間)
N—–チッソ→葉と茎
P—–リ ン→実と花
K—–カ リ→根

チッ素(N)葉肥(はごえ)

植物の生長に大きく関わり、特に葉が大きくなるため、葉肥えとも呼ばれています。
過剰に与えると茎や枝が細く柔らかく育ち、病気や虫に弱くなる。

リン酸(P)花肥、実肥(みごえ)

花や実をつける植物に有効な成分です。成長初期には根の発育を良くたり、体内の水素を調整することで中性に保つ役割もあります。結実に確実な効果があって過剰に与えてもあまり問題はあまりありませんが、あげすぎると十分に成熟しないまま実がなってしまったり、土にも悪影響なので、必要な分を心がけましょう。

カリウム(K)根肥(ねごえ)

カリと略されることも多く、根を強化するため、根肥えと呼ばれています。葉緑体の生育にも関わっており、病気への耐性も上がるなど、植物全体が強くなります。特に根菜類に有効です。

肥料袋の見方・肥料袋の「17-17-17」とは?

肥料(17-17-17)などと書かれてるのは、全体の重量のうち、窒素・リン酸・カリウムがそれぞれ17%ずつ含まれている、ということです。

肥料の種類

肥料    ➡ 化学肥料 ➡ 単肥
   |       ➡ 複合肥料
   |       ➡ 化成肥料 ➡ 普通化成肥料
   |              ➡ 高度化成肥料(3要素の合計が30%以上)
  ➡有機肥料

有機肥料

・植物性・動物性がある
・速効性が無く、持続性がある

化学肥料

・鉱物など無機物
・速効性あり、持続性無し

単肥

・窒素、りん酸、カリウムのうち、主成分として1つだけ 硫安や尿素

複合肥料

窒素、りん酸、カリウムのうち、主成分として2成分以上含んでいる肥料

化成肥料

複合肥料の中でも、単肥や複合肥料を配合して造粒または成形したもの
肥料または肥料原料に化学的操作を加えて製造したもの