あしたも晴れ!人生レシピ「50代からお金を貯めるには」▽こんな話

Eテレ 2022.9.23
この20年間 税金と社会保険料のアップで 使える金が増えていない。
教育費や住宅ローンのある 49歳男性は 仕事を65歳やめたとして 生活は維持できるか心配。
住宅ローンが心配な 54歳女性。
60歳過ぎても住宅ローン持っている人 自分と同じ教育受けさせるのは大変。
金のため方のアドバイス 固定費の保険・通信費見直し 生活費は1ヶ月の予算立てる。
老後いくら お金が必要? 年金もらいながら ちょっとだけ 働きましょう。

【ゲスト】虻川美穂子 【講師】ファイナンシャルプランナー 深田晶恵
【司会】賀来千香子,小澤康喬【語り】堀内賢雄

この20年間 税金と社会保険料のアップで 使える金が増えていない

虻川美穂子さんです。
私は 子どもが今 小学2年生 私 48歳。子どもが成人するまで 数えると 私 60歳まで働き続けなければいけない。そこで もう いっぱいいっぱいで 老後まで まだ目がいってないので もう老後 えっ!ていう感じです。
専門家 ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんです。これまで 4, 000件以上 相談を受けてこられました。
50代は お金が ためにくい世代なんですね。
例えば 700万円の人の手取り推移を この20年間ぐらい 毎年1月に 手取りの計算というのをする 自称「手取りスト」と 言っているんです。
で 2002年のところから 同じ年収だったとすると 15年間で2020年まででも同じなんですが なんと額面年収が同じだと 手取りは50万円も減っている。これは税金と社会保険料のアップなんです。
なので税金が アップするタイミングとかあと 社会保険料の負担増などがあるので 同じお給料だったとしても手取りが どんどん減っているというのが この20年間で起こったことで ほとんどの方は具体的に
いくら減ったのかは分からないけれども 漠然と何か使えるお金が増えていないな ということを感じていらっしゃると思います。

(虻川)ちょっと 50万円減ってるって 結構 衝撃的な金額じゃないですか。
(深田)私は 老後のお金 お化け屋敷理論というのを いつも言っているんですけれども。
お化け屋敷って 実際に お化けがいるわけではなくて どこで どんなお化けに驚かされるのか 分からないから怖いんであって 老後のお金も同じで 60歳を過ぎた時に どんなお金が必要になるのか
自分に困ることは どのタイミングで 来るのかということを知っていると 何も怖くないんです。 そうすると対策が打てるようになるので。

その知る一歩目と 言えるんじゃないでしょうか。 深田さんが支出を把握するために 考案されたシートを使って 老後の資金が心配という方々の 今の支出をチェックしました。

教育費や住宅ローンのある 49歳男性

加藤さん 49歳。 転職を経て 正社員の研究職として働いています。家族は 妻と 私立高校に通う1年生の娘の3人暮らし。去年 中古住宅を購入しました。 教育費や住宅ローンで 貯蓄に回す お金が少なく 定年後 暮らしていけるのかが心配です。
「今後 仕事を65歳やめたとして 生活は維持できるのかな 一番心配」
加藤さんに去年1年間の収支を書き出して頂きました。
手取り年収 (妻パート含み) 972万円
教育費 135万円
住居費は住宅ローンや家の修繕費などおよそ196万円。
保険料 24万円
生活費 食費・日用品・公共料金など 324万円
車維持交際費 260万円
支出合計939万円 去年 貯蓄できたのは 年間33万円でした。
悩みは 今後も支出が増えそうな娘の教育費です。月に7万円の授業料に 塾の費用のほか学校行事にかかる費用も。受験から大学入学まで 受験の費用や入学金など さらに お金が必要です。
住宅ローンも気になります。借入金額は 2, 200万円。返済が終わるのは 退職後の78歳です。
「ローンの支払い満足にやっていけるのか やれずに破綻する方向に行かないかが一番心配」
大きな支出は 月27万円の生活費。 加藤さんは節約を意識したことはなかったといいます。
「支出が見えにくくなっている。心配だけしかない 生活レベルを落として本当にやっていけるのか」

住宅ローンが心配な 54歳女性

こちらは河野さん 54歳。シングルマザーとして 2人の娘を育て子どもは4年前に独立しましたが…。
「家のローンが残っているけれど 会社を辞めてしまい 老後のお金が心配」
今年初め 事情があり 15年間 勤めた会社を退職。今は就職活動中の河野さん。退職金 貯金を取り崩して生活しています。河野さんにも年間の収支を書いて頂きました。
就活中なので収入はゼロ。住宅ローンを含めた住居費は 116万円。生活費 78万円
子どもに負担をかけたくないと加入した 民間の保険料が合わせて 14万円。
趣味の着物に 15万円。交際費 家電など97万円、貯蓄に回すお金はありません。
仕事を再開し先々に備えたいと考えています。
気にしているのが 71歳まで返済が続く住宅ローン 月5万6, 000円。繰り上げ返済をしたいと考えていましたが 失業で状況が変わってしまいました。
次に負担に感じつつも 見直しに踏み切れないのが医療保険。加入しているのは およそ月額8, 000円の医療保険と 4, 000円のがん保険。
「収入が少ない人は 保険は手厚い方がいいという情報を聞いたので 私に何かあったときに子供達が困らないように」
医療保険は ちょっと いいものかどうか 分かんないんですけれども、河野さんは これまで手術を2回 受けたことがあります。保険金で助かったこともあり 解約するか決めかねています。
分かっていても削れないのが 趣味の支出 15万円。2年前から着付けを習い 和裁も始めました。着物や和裁用に反物を購入することもあります。
「今年買った和服は10年20年後でも着られる」

60歳過ぎても住宅ローン持っている人 自分と同じ教育は大変

(深田)危機感は やはり あるんですけれども、何から手をつけていいのか分からない。
毎日の生活は チリツモ そこを きちんと ギュッとしようと思わないと 生活費が膨らむと本当に金は残らない。そういうところが 共通ポイントかなと思います。
60歳までで終わる住宅ローンを持ってる人は もう この10年ぐらい見たことがないですね。
最初から 60歳まで組んでる人も いないですし ものすごく共働きで お金のことを きちんと考えている人は 60歳までに終わるように 繰り上げ返済している方も たまに お見かけしますけれども ほとんどの方が 65歳 70歳 75歳までの 住宅ローンを持っているという傾向が多いです。

実は教育費ってハイパーインフレなんですね。
今 50代の人が 自分が大学に行った時の1986年と去年のデータの比較をしたものなんですね。
1986年 私立大学 年間で50万円 国立は25万円。国立だと本当に お金がかからないという印象だったと思います。ですが 2021年 昨年のデータだと 私立大学の平均の授業料が 93万円 国立53万円ほぼ2倍なんです。その前に塾行ったり 受験費用とか。

親だと何か やらせてあげられることは なるべく やらせてあげたいって 思っちゃいますけど。
親が 自分にしてくれたことは 最低限してあげたいって皆さん おっしゃるんですけど、70年代 80年代は お金の意味では いい時代だった。自分と同じには してあげられないということを前提として、今 自分が子どもに どれぐらいのことを してあげられるのかというのを 考えたほうが いいですよと いつも アドバイスしています。

金のため方のアドバイス 固定費 保険・通信費見直し 生活費 1ヶ月の予算

先ほどの2人 決算シートをもとに 金のため方のアドバイスを 深田さんから受けました。
大学進学予定の娘を持つ加藤さんです。収入のわりに貯蓄額が少ない。深田さんのアドバイスは 貯蓄ではなく まず教育費を捻出することでした。
深田さんは塾だけではなく 大学受験から入学にかかる費用について 注意を促しました。
私立大学の受験費用が1校 3万5000円で、高校3年の1月から 受験費用・入学金と前期の学費 全部合わせると1月から4月の末までに 自宅の子でも 200万円くらいお金が飛ぶことがある。
当面は これから増える教育資金のために 節約することにしました。
そこで注目したのは生活費です。公共料金 6万円、現金で支払っている生活費 8万円、クレジットカードで支払っている 生活費 13万円、全て合算すると 27万円になります。1年間で 324万円 これでは貯まらない。
「食費が豪華になっているのか、ちょっとしたものを買っているのか。」
深田さんは買い物の費用を管理する方法をアドバイスしました。
スーパーでの買い物を「月いくら」と決め 専用の口座を作って やりくりします。残高を確認しながら買い物をすると 無駄な買い物を防ぐ習慣がつきます。削減しやすいのは 公共料金を除いた 21万円の生活費です。奥さんと相談し 15万円でやってみればと アドバイスしました。
78歳まで続く住宅ローンは繰り上げ返済を したいと考えていた加藤さんに 手元に金のないのに 繰り上げ返済したらダメですと提言。
加藤さんの場合 教育費が最優先。生活費は月5万円 節約することにしました。年間60万円 貯蓄に回すことができます。貯蓄可能額と合わせると 100万円近く ためることができ 大学受験までに200万円ほど準備できます。子供が独立したら 老後の資金に廻すことが出ます。まずは やんわりと…

続いて 着物が趣味の河野さんです。見直しを勧められたのは 「60歳になったら支払いが半額になる」と言われているいう医療保険料でした。
深田さんによると 一定の期間後に保険料が安くなる場合 それまでの期間に前払いをする仕組みに なっており 結果として割高になる医療保険も あるそうです。
医療保険を検討する際に 知っておきたいのが高額療養費制度です。
例えば 医療費が 100万円かかった場合 3割負担の場合 支払う金額は 30万円。 河野さんの所得で負担の上限額は5万7, 600円。この金額を超える分は 支給されることになります。
仮に年に1回 ひとつき 入院したとしても 年間9万6, 000円の保険料のほうが 高くつくことになります。もう一つ 加入している がん保険は継続することに。がんの治療は ひとつきではなく 長期にわたることが多く 毎月4, 000円ほどの保険料は いざという時の備えになると判断しました。
とにかく失業中であるので ちょっと 厳しいアドバイスになりますけど 新たな着物を買うのは我慢
そして河野さんの住宅ローンも 繰り上げ返済はしないよう アドバイス。
返済額が 月56,000円と抑えているので 70歳くらいまで 年金をもらいながら働けば 払えなくはない金額。大体 皆さん 70歳くらいまでは 健康であれば働く 年金をもらいながらそこは覚悟してください。

河野さんは 趣味のお金は減額。仕事を始めたら医療保険を見直して 貯蓄に回すことにしました。
「現実が厳しい。なんとかなると思っていたけど 考えを改めなければいけない」

(虻川)確かに河野さんのおっしゃるとおり 何とかなると思ってたっていうのは すごく自分も そうだなと思いました。もうちょっと働く予定で ローンを返すつもりだったって おっしゃるのも 。

今のVTR見て ほとんどの方が住宅ローン 繰り上げ返済しちゃいけないの?って驚いたと思います。
基本的に 60歳以降の住宅ローンを 持ってる人は どこかのタイミングで 収入が大きく下がる前に 住宅ローンは終わらせるというのが理想なんですけれども時と場合による。
加藤さんのお宅は この数年以内に 教育費が どんどん どんどんと 出ていくことが決まっているので それをまず優先してためなくてはいけない。
河野さんの場合は今 失業中なわけじゃないですか。あと年齢的に お金を 老後資金を ためられる時期というのは 60歳とか 65歳までというふうに 決まっているので 今 どんどん繰り上げ返済したら 老後資金をためられる時期がなくなっちゃうんですね。
やっぱり昔と違って 何が何でも繰り上げ返済で 利息負担を軽減というのは ちょっと 変わってきてるのかなと思います。

支出を削っていく時は、固定費から見直していきましょう。 固定費は1回 見直すと 来月から努力が不要なので 自信がつくんです。その一番大きなものが保険の見直しで 保険料を減らすということです。
医療保険の見直しのポイント、医療保障を例にとって ご説明しますね。
まずは既に持っているのが国の健康保険制度の保障。
さらに福利厚生などの勤務先の保障があることも。
そして貯蓄や民間の医療保険などの私的な保障。
もともと十分な保障があることを 知らない人が多いそうです。
高額療養費制度というのは、ある一定額を超えると 超えた分が1か月の上限になるので 30万円 払ったとしても 払いすぎた分というのが高額療養費として 所得の区分によって 上限額は違いますが あとで お金が戻ってくるんです。
そうなってくると 三角の一番上の ピラミッドの部分を そんなに 無理してまで いろんなものをかけなくても いいのかなというふうに思いました。
それこそ たぶん二十歳に入った時と あんまり変えてないんじゃないかな。

それでも やはり不安で 医療保険に入りたいと思われる方 選ぶポイントみたいなのは ありますか?
(深田) 保障をいくつも これも心配 あれも心配というふうに たくさん保障を積み上げていくと もちろん保険料も高くなっちゃう。長い入院をすると ちょっと貯蓄が減っていたり もしくは シングルで自分が入院した時に 自分以外に収入の担い手がいないから やっぱり心配かなったら入院給付金がもらえるものとか、そういった選び方をして なるべく 貯蓄をするのに邪魔にならない保険料。

他に見直せる固定費は 通信費で どんどん 年々 増えていっているので 是非 見直しをしたいですね。
通信費というふうに カテゴリーしているのは まず 家族の携帯電話固定電話プロバイダー料金
あと タブレットなどの毎月の通信料。 あと有料のテレビのサブスクの金額なども 結構 月5万円 6万円になってる 家 家族4人ぐらいだと ありますよ。
通信費が多い家というのは 私の経験上 他のお金も わりと意識しないで使いすぎという傾向があります。お金に無頓着な人は「こんなの削ったって1, 000円じゃない?」というふうにしちゃうんですね。
だけれども お金をためるには 足し算と かけ算が重要なんですね。
このちょっとずつを毎月 足していって そして 12か月かけてみると こんなに1年で削減できるんだっていう。だから少額の1, 000円単位の見直しを侮ってはいけないんです。
なので 例えば携帯電話も 7, 000円ぐらい 払っているものを安いのにすると 3, 000円ぐらいになって ここで「何だ 4, 000円か」というふうに 思うんじゃなくて 家族みんなで やったら どうなるんだろうって。足して かけて。それも通信費 固定費ですから 1回 頑張って見直しをすれば 来月から公共料金のように努力が不要なんですよ。この努力が不要というのが大事なんですね。

その難しいとおっしゃった変動費ですが、VTRに ご登場頂いた加藤さんは 生活費を5万円 削るというふうに おっしゃっていましたけれども 5万円 削るって 難しいこと と思うんですけど?

それまでが あまり自分・我が家の予算を決めないで スーパーに行って 買い物カゴに 何て言うんでしょう 吟味しないで 値段を これ どうしようかなということを 考えないで カゴに入れるとあっという間に食費って膨らむんですね。
なので食費に関しては 私も やってるんですけれども 1か月の予算を決めること。
これが できていないお宅が8割 9割です。結果として かかっちゃった ではなくて 1か月 我が家は いくらでやろう。食費だけじゃなくても トイレットペーパーとか日用品も 全部ひっくるめて1か月の予算の中で。なので それ決めただけでも 一気に使うお金って減りますよ。
私がやってる方法は 月末になると「あと何万円しか使えない」と思うと ちょっと高い食材は 月が替わって また お金を入れるまで我慢しようかなとか。
本当に ちょっとした工夫で ぜいたくも してもいいんですけど 毎日 ぜいたくをしないという。
これぐらいなら 皆さんできると思います。

老後いくら お金が必要? 年金もらいながら ちょっとだけ 働きましょう

こちらは深田さんが試算した 65歳以降 夫婦の収支の一例です。
年金だけで生活した場合 支出が 325万円。
対して 夫婦の年金収入は年間285万円。年間で 40万円 不足することになります。
65歳から年金生活が始まるとします。90歳まで生きたとして 25年分の赤字額のかけ算。
それに特別支出 500万~1, 000万円を足す(病気に備えるお金、介護に備えるお金 住宅の修繕費など)
夫婦2人で例えば 2, 000万円。
よく老後資金2, 000万円問題というのが 3年ほど前に話題になりましたが こういったことですね。
これが一つの目安。2, 000万円という数字を見ると ほとんどの方が無理って思うんですけれども、この40万円も もちろん 人によって違うというのも ありますし 65歳から完全リタイアして働かないで
年金だけで暮らそうと思ったら 40万円は足りなくなります。
「じゃあ70歳まで働こう。年金もらいながら」ってなると 夫婦2人で 40万円をアルバイトとか パートで働くことによって、65歳~90歳ではなくて 70歳~90歳までに できたりしますよね。
だから老後 人生100年時代というふうに 言われて老後が長くなってきてるので 65歳過ぎても働きましょうというふうに言うと皆さん「えっ そんなに長く働かなくちゃ いけないの?」って 思うかもしれませんが 年金もらいながら ちょっとだけ 働きましょうという。そういうご提案です。

老後資金に不安がある女性のケースを深田さんが チェックしました。
深田さんのもとを訪れた西村さん 46歳。シングルマザーで 2人の子どもは 6年後に独立予定です。 事務職 手取り年収308万円、65歳以降 年金だけで暮らしていけるのか 分かりません。
「ねんきんネット」で確認をしたところ65歳で退職した時 受け取る公的年金は 月8万7, 000円。
マンションを現金で購入し 貯金が減ったため 去年から始めたのが 勤務先の確定拠出年金
月5万5, 000円を積み立て65歳までに 1, 320万円になります。
西村さんの65歳以降 備えておきたい金額を試算しました。
子どもが独立したあとの生活費を 年間220万円とします。年金だけで生活するとなると 年金は104万円。 およそ116万円の赤字になります。積み立てたお金で補っても 10年ほどで赤字になります。
他にも家の修繕費や入院などに備えた特別支出も必要です。
積み立てたお金を減らさないために 深田さんが提案したのは働くこと。
週4 1日5~6時間、 休憩時間も合わせると フルタイム 朝9時とか5時 ぐらいを週に4回やれば 時給1, 200円で(4×4×6×1200=) 11万5200円 できそうでしょ。
「ちょっと老後に希望が持てました。人と「年金いくら もらえる」って話は なかなかする機会がないので」

(深田)50代は特に パートで働く人が 多いですよね。「パート収入の壁」というのが あるのを ご存じでしょうか。年収103万円を超えると 本人に所得税が発生。150万円では 配偶者にかかる所得税が増え始めます。
この社会保険料の壁は超えた部分に いくらじゃなくて 超えたとたんに 15%ぐらいの 社会保険料が一気にかかるので 130万円の壁というのは配偶者 この場合 ちょっと夫としときましょうか。
夫の会社の社会保険に扶養でいられる というルールなんですね。夫の会社が あなたの奥さん 130万円 超えてるから 社会保険の扶養から出てって 自分で保険料を払ってねというふうになるんです。

2022年10月からは、国は 少しでも働く人は厚生年金に入ってもらおうと 従業員数が101人以上の企業は社会保険への加入が義務付けられるため 106万円の壁というのが新たに出現します。
今であれば 勤務先の従業員が 501人以上の ある程度 大きな会社 スーパーとかで働いていると130万円未満でも そこのパートさんの 会社のルールによって 106万円 超えたら 社会保険に入らなくちゃいけなくなる。この10月1日から 501人以上じゃなくて 101人以上の会社にも適用になります。

社会保険料を払うことでメリットというのは あるんですか?
(深田)将来 受け取る年金額は 少しですけれども増えますね。 あとは自分自身で 保険料 払うことによって出産をした時の 給付金とか もらえるものというのは いくつも あるんですよ。

改めてですけれども もう50代だし これから難しいんじゃないかというような 不安を感じてる方には
どんなことを伝えたいですか?
(深田)人生100年だとして考えるとまだ半分ですから やれることは いっぱいあると思います。
ためられます。 チリツモで 足し算と かけ算でやって頂けたらと思います。

(虻川)自分の この生活を見いだすのは とっても怖くあり苦痛ではありますけど 1回チャレンジすれば 何か何か確実に見えてくるというのは 今日 勉強しましたので 今週中に このシートを使わせて頂いて
1回 自分を見直したいと思います。

▽まとめ&感想

私も65過ぎて パートにも出ていませんが、夫は農業を続けており どうにか暮らしています。
この先は なるようになると思うしかありません。
金のため方のアドバイス 固定費の保険 通信費、田舎なので どこにも行けず ついつい増えていました。
考えて みるべきですね。
生活費は1ヶ月の予算立てて やってみます。