Eテレ 2021.7.9
香取市で馬と暮らす佐藤藍子さんがゲストです。
千葉県いすみ市の里山で環境についても考えて暮らす中島デコさん。
世田谷で養蜂 高橋和子さん 都会の中で自然とのつながっています。
自分が頑張るだけでは 生きていけないんだっていうところを 自然が教えてくれる。
【ゲスト】佐藤藍子【講師】フリーライター・編集者 一田憲子
【司会】賀来千香子 小澤康喬【語り】堀内賢雄
千葉県香取市で馬と暮らすゲスト 佐藤藍子さん
今回は 自然とのつながりを感じて 豊かな生活を送る人たちをご紹介します。
今回のゲスト佐藤藍子さんです。
佐藤さんは ご結婚後に 千葉県香取市に お住まいです。
「人間の数よりも お馬さんの数のほうが断然 多い中で暮らしていて。これは私が飼ってるポニーで7か月から一緒に生活して。今の時期だと ウグイスがきれいに鳴いて その鳴き声とともに朝 起きるような生活というか。 時間とか季節を自然が教えてくれるような環境の中で 暮らさせてもらってます。」
千葉県いすみ市の里山で環境についても考えて暮らす中島デコさん
自然豊かな里山で農業に挑戦し 環境についても考えて暮らしているという 方です。
朝6時30分。緑に囲まれた静かな場所で一人 体操をしている人が、中島デコさん(63歳)です。
自然の中で ゆっくりと体をほぐしていく。朝の日課だそうです。
中島さんが暮らすのは千葉県いすみ市の里山。5, 000坪ほどの敷地です。
毎年 ここで米を作り、小麦も自給しています。
敷地のあちこちでは 季節の野菜も 30種類ほど育てています。
「畑ですかっていうぐらい草ぼうぼうですよね。いろんな薬を撒いたり 栄養を過剰に与えなくても この微生物たちの環境の中で解決するように ここにある草を置いてあげます」
今日は この間引いた にんじんを葉っぱごと刻んで、調味料を加え ミキサーでソースに。
このゆでている うどんは ここで取れた小麦で 製麺所で作ってもらいました。
ソースとうどんを混ぜ合わせたら にんじんの葉っぱの爽やかな風味を生かした 自家製うどんの完成です。
食卓を共にするのは共同生活を送る仲間たち。
農業や自然との暮らしに関心がある人を スタッフや研修生として受け入れ 家族のように暮らしています。
昔ながらのやり方で農作業をしたり、お米を炊く時には 昔ながらのかまどに まきを使って炊き上げます。
敷地内では週末に カフェを開き 畑でとれたカボチャのコロッケや とれたての野菜のグリルなど 添加物などを使わず 素材の味を生かした料理を提供。
実は中島さん 自然の素材にこだわった料理研究家として これまでにたくさんの本も出版しています。
東京生まれ 東京育ちの中島さん。ここに やって来たのは 20年ほど前。
料理研究家として働いていましたが 都心で5人の子どもを育てる中でその暮らしに違和感を感じるように なっていったといいます。
「オーガニックの野菜は遠くから 運ばれてきて 値段が東京だとすごく高い。
高い野菜をお金を払って買わなきゃいけない。そうすると自分も働かなきゃいけない。
子供たちがたくさんいて 遊びたいのに自分の時間を切り売りして働く、どんどん悪循環になっていく 何だろう この時間って思って」
一念発起し 食べ物を自分で作る暮らしに挑戦し始めた中島さん。
農作業は全てが初めての経験。
近所の人などに教えてもらいながら やり方を覚えていったのです。
友人や農業ボランティアに 作業を手伝ってもらいながら 自分たちの手で食べ物を作る喜びを 感じるようになっていきました。
それまで買っていた しょうゆも 畑でとれた大豆で 一から手作り。みそも自家製です。
この日は全員で梅の収穫。100キロ近くもとれた梅の実で 梅干しや梅酢を作ります。
梅干しにできない傷んだ梅は砂糖と漬け込んで 梅ジュースに。
作物の実りへの感謝の気持ちが 湧いてきたことで 少しも無駄にしたくないと 思うようになりました。
「お米とか一粒も残したくない。白くしたら もったいない。ウチの米は玄米のまま よく噛んでいただきたいです」
ここに やって来る人たちも 中島さんから影響を受け 自然と共に生きるうえで 大切なことを学んでいます。
中島さんは自然と共に暮らすようになったことで 地球環境のことも意識するようになっていきました。
例えば 汚れた野菜などを洗うのは 外にある 雨水をタンクにためた水。
食事のあとの食器は最初に 要らなくなった はぎれで拭いてから 洗います。
こうすれば洗剤や水の量を 減らせるからです。
水は敷地内の井戸から くみ上げたもの。
さらに ごみを減らすために 生ごみは コンポストを使って 畑にまく堆肥にします。
そこまで捨てるものに気を遣うのは 昔ながらの生活では 捨てたものが 全て その土地にかえるため
井戸水など自分たちの暮らしに影響すると知ったからです。
「サスティナブルに 持続可能に生きていくためには 循環が目の前で よく見えるからそうせざるを得ない。そうしたほうが よりベターだよね 。お水も流していくと 洗剤にも気を使って なるべく水も少なく使って それが浸透して また自分に返ってくる。目に見える循環があると おごる気持ちが少なくなるというか 地球に生かされているのが実感できる。」
中島さんの子どもたちも成長し 近くで暮らしている娘もいます。
よく孫を連れてやって来るのが 助産師をしている三女の安海(あん)さん。
そして近くにある古民家で宿泊施設を任されている次女の舞宙音(まちね)さん。
5年ほど前から仕事を手伝っています。
一つ一つ積み重ねて 今の暮らしを築き上げた中島さん。
自然が教えてくれることに 生き方 大切なヒントがあると感じています。
(賀来)自然への敬意をね すごく感じられて
暮らしや ライフスタイルについて 発信している 編集者でライターの一田憲子さんです。
都会育ちで農業経験が ゼロからのスタートで、それが理想の暮らしを実現させたわけですよね。
何が中島さんを動かしたんじゃないか 思われますか?
(一田) 大地の恵みというものが たぶん 何者にも侵されない確かさが そこにあるんだろうと。
(佐藤)暮らしていくことに 新たな発見とか 不安があったんですけど、一人じゃなかったし、しょうがないよねっていうと 人間が順応していく。
人間のたくましさにも気付くと 一つずつ自信につながったり あとは対処法を知ったり。
やっぱり経験って すごく大切だなと思ったんですよね。この季節になると この虫が出るとか。
それが楽しかったりするので あまり携帯 見なくなったって言ったら変ですけど 。
時間も いいも悪いも 暇があったらじゃあ 草むしるかとか。
(賀来)かっこいい。
(佐藤)何か そういうところが でも楽しいんですよね。
写真がね 出てますけど これ佐藤さん?
(佐藤)はい。 これは乗用の草刈り機ですけど やっぱり これからの季節って 自然の力って すごくて1日 2日 放っとくと わあわあ 草が伸びてしまうんですよ。
(賀来)女優業バリバリやってる時と 全然 変わられました?
(佐藤)結構 変わりましたね。 でも一つ 変わらないのが やっぱり日焼け止めだけは塗らないと 外に出ないっていう だから帽子とかも深いの かぶって やるんですけど。
中島さんもですね ご自身の理想の 暮らしをかなえられたわけですけれども、その結果として 人とのつながりが生まれたと。
(一田)大きな自然を目の前にすると 一人の力では 太刀打ちできないというか。
そこは きっと いろんな人に手伝ってもらって生きるというのが たぶん本来の姿なんじゃないかなと
思うんですよね。
それが都心に住んでると お金で それこそ何でも買ってきて 自分でできちゃってる感みたいな勘違いになってきちゃって そこが何か ちょっと まひしてきちゃうんだろうなっていう。
(賀来)人と つながったりとか 知恵を働かせて もっと コミュニケーションをとる みたいなことじゃないと生きていけないんですかね?
(佐藤)生きていけなかったですね。去年の千葉県の上陸した台風の時にうち 敷地内にあった木が 倒れちゃったんですよ バッキリと。で もう幸いにも 車にも家にもぶつからなかったんです。
で 木って 生木って重いんですよね。で 運べない。 それを移動するのは人間の手じゃできないし
一人じゃできないし どうしようといった時に困っていたら やっぱり人のつてで その木を切断したり
クレーンを持っている人が やっぱり なかば助けに来てくれる。
やっぱり自然と暮らすには 人とのコミュニケーションというか つながりはあっての 自然の中での生活
なんだなっていうのは本当に思います。
世田谷で養蜂 高橋和子さん 都会の中で自然とのつながり
世田谷区にある大きな公園の近くの住宅街。ここに蜂が集まるお宅がありました。
敷地の裏側に進んでいくと 蜂の巣箱がありました。
この蜂はセイヨウミツバチ。蜜を多く作るという特徴を持っています。
ここで蜂を飼っているのが 主婦の高橋和子さん。
はちみつをとるのが目的ではなく 蜂を飼うのが楽しくて 育てているんだそう。
」
巣箱一つに 2万から3万匹の蜂が 集まっていました。
高橋さんによれば 蜂は群れごとに個性があり、それを見るのが楽しいんだそうです。
蜂は花の蜜を集めてくると自分たちの食料として巣箱に貯蔵します。
巣から蜜を取り出すのは2~3週間おき。
蜜の全てをとりきらず 一部 おすそ分けしてもらう感覚なんだそう。
作業は夫や その母親に手伝ってもらいながら行います。
「蜜蓋」という蓋をそぎ落とすと、たっぷり詰まった蜜が見えてきます。
それをこの道具を使って、遠心力で巣から蜜を分離します。
すると その下に たまってくるそうです。
無添加 非加熱の都内でとれた 天然のはちみつです。
はちみつは家族や近所の人にも大好評。この日も とれたてのはちみつをふるまいました。
定番は ホットケーキにのせて、孫の碧ちゃんの大好物だそう。
ここで飼うと「百果の蜜」になっちゃうんです。一つの花の蜜ではなくて いっぺんに色々な花が咲くので ニセアカシアも トチも ユリも入って。
養蜂を始めた当時 「百果の蜜」は業者の方にはあまり価値がないという扱いで この近所半径2~3km の花の味がウチの蜜の味なので ご当地蜜 じゃないですけど 地域のお花の蜜が違うからそういう地域ごとの楽しみもいいんじゃないかと
高橋さんが養蜂に関心を持ったのは 夫の祖父(村瀬鐵三さん)が 都内で養蜂をしていたことがきっかけでした。
そのはちみつを初めて食べ「すっごい おいしくて。そのころ 私 3人 子育てしてたんですけど おじいちゃんのはちみつを 料理に使い始めたら うちの子どもたち もう他のはちみつ食べないんですね」
祖父は物不足だった戦後に 甘い はちみつを自分で手に入れようと考え 仕事としてではなく 自宅用に蜂を飼い始めたそうです。
生き物が好きだった高橋さんは 自分も蜂を飼ってみたいと思うように。
祖父はミツバチを みつを搾取するための道具として見るんじゃなくて 生き物だから飼い始めて「飼えない」は ないから まず1年間養蜂の本を読みなさいって。花があっての蜂だから自宅の半径2~3km の中に四季を通して蜂蜜になるような花があるだろうか まず見なさいと言われた。
そのために 高橋さんは自宅の周り 2キロの地域を自分で歩いて調べることに。
すると世田谷の住宅街でも 公園などに意外に緑が多く 蜂が蜜を集められる 蜜源となる木が
あることも解かりました。
「これなんかも アカメガシワですよ。蜂が来てる 来てる」
初めの頃は 知識や経験が足りないことで 蜂が うまく育たなかったことも ありました。
しかし次第に 蜂のかわいらしさに のめり込み さらに その生態にも 興味を持つようになりました。
蜂は花から蜜を吸うと体内に取り込み 自身が持っている酵素と混ぜ合わせます。(花の蜜と 蜂の酵素が混ざる)
それを巣箱へと持ち帰り、巣穴に貯蔵していきます。
でも この段階ではまだ水っぽい蜜なんだそう。
そこで働き蜂たちが 羽であおいで 水分を飛ばし 保存のきく濃い蜜にしているんだそうです。
懸命に働く蜂を見ているうちに 高橋さんは巣箱の手入れや 蜂にとって よい環境を整えることに やりがいを感じるようになっていきました。
蜂を飼うようになったことで 近所の人たちとの交流も生まれました。庭にも蜜源となる植物があるんです。
「ウチの蜂たちが どこにお邪魔しているのか」
「蜂は この木が オオミレモンといって レモンの木なんです」
蜂は花粉を運ぶことで 果物や野菜の受粉を手助けし レモンの実がなるのは蜜蜂のおかげでもあるんです。
この日 訪ねたのは 自宅から車で 15分ほどのところにある農家。
この畑の一角に 巣箱を置かせてもらっているのです。
「見えます?これ女王蜂、新王なんで 綺麗ですよ。周りを取り囲んでいるのがロイヤルコートと言って女王蜂のお世話をしている」
卵を産み続ける女王蜂は 元気な蜂を作るために大切な存在です。
高橋さんは箱を置く場所を変えて 新たなオスと交配させるための 工夫をしているのです。
「他の地域に持ってくると ここの雄蜂と交配してくれる確率が高いので、そうすると いい王 が生まれる。いい具合に命が巡っているとそれが一番嬉しいです 」
さらに この日は珍しいことが。
「何だろう?初めて見ました これ! カナブンが多分巣箱の外から入って、頭突っ込んでいますね。 これを蜂がみんなで どけることが出来ないので」
定期的に巣箱を開け 異常はないか確認し 快適な状態が保てるよう サポートするのが 高橋さんの役目。
最近では とれたはちみつを 少しずつですが 販売するようにもなりました。
同じ世田谷区内の小さなカフェ。
地元の人に食べてほしいと はちみつを置いてくれるお店を 探していたところ このお店が最初に協力してくれました。
「蜂蜜を買ってくれる人に どういう養蜂をして こんな人が飼っていると話してくださるので…」
さらに カフェでは そのはちみつを使った メニューも出しています。
「こちらが 黒千石大豆ヨーグルト」
柔らかく煮た黒豆に ヨーグルト。そこに たっぷりと高橋さんの はちみつをかけて 頂きます。
「この環境の中で この花からこんな蜜がとれるんだと 気付いてもらえたら その花を大事にしようとか小さな生き物に対して 思いを馳せてくれるじゃないですか?そうするとそれが環境をまた良くしていって おいしい蜜が取れて蜂が喜んでくれて 地元の人たちも それを食べて喜んでくれる」
高橋さんには 将来こんな暮らしをしたいという夢があります。
「おばあちゃんになったら 2群ぐらい巣箱を抱えて薬草園みたいなところに蜂を置いて薬草って人間にも薬効があったりする 蜂も元気になるかもしれない」
自然と触れることでその循環に気付かされ 自分が頑張るだけでは 生きていけないんだって自然は 教えてくれる
(賀来)はちみつは大好きだけど 蜂 1匹見たら「あっ 刺される!」と 逃げるほうだったので…。
(佐藤)ああいう住宅が密集している所でも 蜂を飼うというのは ミツバチだったら安全なんですかね?
ミツバチは よっぽどのことがないかぎり 人を襲ってくるということはないそうなんですね。
高橋さんによりますと 例えば 巣箱に危害を加えるなど ミツバチを刺激するような行動を とらなければ
あちらから人を刺してくるということは めったにないということなんです。
(佐藤)自然との向き合い方って 面積じゃないんだなっていう感じがしました。
高橋さんのように蜂を使って 自分の自然とのつきあいの距離を考えたら2キロもあるわけですよね。
また そこで集まった人との コミュニケーションできるとなると 自然とのつきあいというのは 大きさだったりというのは 関係ないんだなって思いました。
(一田)普通に生活してる 都心の中に あんなに自然があるんだって 驚きました。
春と夏の花を調べなさいって おじいさんに言われて 半径2キロぐらいの間に上から下までに そんなに すごい自然があるんだ ということを 人間の目では見えなかったものを 蜂さんたちが見せてくれた。そんな感じを受けましたね。
高橋さんが育てた蜂がせっせと集めてきました 世田谷産のはちみつをご用意しました。
こちらは色も味も異なる2種類のはちみつです。
4月にとれたのは主に サクラから集めたもの。
そして5月は ニセアカシアや ユリ・トチノキから集めた はちみつです。
まずは4月のはちみつから どうぞ。
(賀来)あっ! いい香り。
(佐藤)お花の香りが強いですよね。 はちみつというより お花のブーケが広がる感じです。
5月のはちみつを召し上がって下さい。
さっきより薄い色で。香りも薄いですね。
何か ジンジャーじゃないですけど スパイシーな感じが。
このおいしい はちみつを 作ってくれるミツバチ 花の蜜や花粉を集める際に 植物の受粉を手助けもしているんですね。
これが実は非常に重要な役割でして 世界の主要な作物のおよそ7割が このミツバチの受粉活動によって できているということなんです。
(賀来)高橋さんのミツバチ愛がすごいと思ったけど それは むしろ当たり前じゃなきゃ いけない。
(一田)蜂のいろんな仕事によって 私たちが食べたりとか できるんだなって思うと 何か この蜂が教えてくれるこの営みというものがものすごく大きいんだなという。
自分が食べるものの裏側に そういうのがつながってるんだなということを 今日 見せて頂いて すごい感じました。
(佐藤)現代社会でどうしても生活していくには お金というものが必要で、でも それを稼ぐためには 仕事場がある所に 行かなきゃいけないってなると 大自然で暮らすことが できない。
だから おうちの中で ちっちゃい こけ玉 育てるのも自然だと思います。
田舎暮らし、もちろん いいこともあるんですけど、やっぱり大変なことも 日常でなくはないんですよね。それは心のありようだったりもするので 情報に流されすぎずに 自分でできることをチョイスして
楽しく生きるのが やっぱり いいんじゃないかなって。
(一田)何か こう 循環というものが 私たちは ふだん 目にしないので 実感できないというところが
大きいんですけれど、自然と触れることでその循環に気付かされる。
「自分の力だけで生きていけるぞ」ってついつい思いがちで、「だから自分が頑張るんだ」と思っちゃうんですけど。 自分が頑張るだけでは 生きていけないんだっていうところを 自然は たぶん教えてくれるんだろうなと思う。
その自然に触れることで ちょっと謙虚になるというか 「まだまだ知らない世界があるんだぞ」って 思えるというところが すごく勉強になったと 思いました。
▽まとめ&感想
香取市で馬と暮らす佐藤藍子さんがゲストです。
千葉県いすみ市の里山で環境についても考えて暮らす中島デコさん。
世田谷で養蜂 高橋和子さん 都会の中で自然とのつながっています。
自分が頑張るだけでは 生きていけないんだっていうところを 自然が教えてくれる。
私は 里暮らししているので、野菜を作って いくら注意してても アブラムシが来て 梅雨で雨が続いて 病気にかかってしまいます。また カラスやタヌキが出てきたり します。
思うようにいくことの方が少なく、種や マルチ 道具買っても 出来映えが 冴えず、スーパーにある農家直売 買った方がいいよね とぼやきながら のんびり畑に出ています。
畑から獲ったばかりの野菜、やはりおいしいです。
今の時期 きゅうりの朝漬けや なすの塩水漬けにはまっています。

