あしたも晴れ!人生レシピ 選 中高年が主役 終活から始める 生き支度 ▽まとめ&感想

Eテレ 2月7日(金)午後 8時00分~ 午後8時45分
【 ゲスト】秋野暢子,【講師】終活カウンセラー協会代表理事…武藤頼胡
【司会】賀来千香子,小澤康喬,【語り】堀内賢雄

中高年から始める終活に注目が集まる。死に向けたネガティブな発想ではなく、これからの生き方を充実させるメリットがある。きっかけとなるエンディングノートの活用法を紹介する。健康や財産の現状を把握して、葬儀や墓、終末期医療の希望を表明することで、家族に負担をかけないよう配慮。人生を振り返り、残された時間でやりたいことを実行しようというのが特徴。親の終活をスムーズに進める工夫も紹介。(2019年8月放送)

出典:NHK HP

中高年から始める終活

秋野さんは、60歳を過ぎて、 エンディングノートを書いて、終活をはじめました。
娘さんに、伝えておかなければ困ると思い、ものの整理を始めました。

家族に負担をかけないためのエンディングノート

大磯の52才の女性、子育てが一段落して、エンディングノート(死に備えて、自分の希望や情報を書き残す)を書き始めた。
終末期医療、葬儀などの希望、今の健康状態、財産などの情報を書き留めた。
アレルギーの種類や、介護が必要になったとき、家族の世話になりたくない、延命治療はしないで欲しいと記しています。
保険関係の書類も1つのファイルにまとめ、保管場所を伝えています。

30代の時、 母が68才の時自宅で急に亡くなった。母の遺品、どうしたらいいか、聞いていなかったので、困ってそのままになっている。お墓は、夫の実家のある山梨へ、子供達が困らないよう話している。子供達のために、よく作った料理のレシピ(長男は料理が趣味)を手書きで書き残している。
使わなくなたものは、極力処分しておこう。迷うのは、幼稚園時代の作品(写真には収めている)。

心がけること
人と比べて萎縮しない。白黒はっきりさせない。漢字一文字で
やりたいことと、素直に向き合う。10年ぶりの高校への同級会。家族を残し、愛犬仲間との1泊旅行。気になっていたレザー教室へ通い出した。
終活は、前向きに生きるきっかけになっていました。

夫は、病院のリハビリの仕事一筋で生きてきました。
自分の未来へ、我慢しすぎない、ストレス発散すること。 漢字一文字で
酒が好き。おつまみ。自分で作ろう。刺身、煮付け。柳刃包丁が欲しい。
定年後に、何がしたいのか?何が出来るのか?

共通の目的、愛犬を連れて、旅行に行くこと。

エンディングノートは自分を知る

賀来さん「書き留めることが大事」
秋野さん「自分のしまい方を考えるから、残りの人生を考える。」
武藤さん「終活は、死ぬ準備だけの気がしますが、終わりを考え、どう生きるか、中高年から始めれば、ライトで、逆に取り組み安いのでは。」
賀来さん「エンディングノートのネーミングが問題 終活ってね。」
秋野さん「 元気なうちに、いろいろ考え、次の世代に迷惑かけない事は、すごく大事。」

自分のお墓に、何という文字を刻む?……人生を振り返る。お参りに来て欲しい人を思い浮かべる。 終活の始めに。
秋野さん「
賀来さん「賀来」先日ファミリーヒストリーで出ていた祖先のありがたみを感じた。
小澤さん「また来てね

中高年のうちにやっておきたい終活

・人生を振り返る
  人生の棚卸し、御礼の言いたい人。年代ごとに、自分がやってきたこと、趣味のこと。
・健康状態把握
・財産の確認
   行方の知らない財産。保険の受取人確認
・葬儀・お墓の希望
  今は見積もりがとれるのでこういうものが必要ねとか、確認する。
・これからやっておきたいこと。

秋野さん「尊厳死協会に入ってる。延命治療は望んでいない。子供に伝えておかなければならない。」0から100活動(こちら)を立ち上げた。東北震災から8年、東北で健康体操をやっている。

親の終活

親の希望を聞いておかないと、わからない。判断に迷う。
41才で情報通信機の会社にお勤めの男性、エンディングノートを始め、終活の奥深さを実感し、終活カウンセラー協会の講師を務めるまでになりました。
葬儀、介護、お墓のことを調べるうちに、両親のこと知らない。サポートすることに。
妻の父さん奥さんと2人暮らしで、退職し、畑仕事や、ジムに励んでいる。最初に、終活と聞いたときは、かなり抵抗があった。ほとんど用意していない。いつ逝って欲しいのか?
終末医療、実は、家族の意向もあって書きづらい。
エンディングノートは未来の人へつなげる手紙未来ノートと考えていただきたい。
終活への抵抗が和らぎ、遺影用の写真を決めました。(時代劇ロケにエキストラとして参加)
やり残したことがないよう、本を92冊読破。終点に近づいているので、すぐに実行。
北海道に、家族でゴルフ旅行が今一番やりたいこと。ゴルフ場へ3回も連れて行ってもらえた。

死んでくれといてるみたいで、なかなか切り出せない。自分が書いてみて、一緒に親にも勧める。
終末期医療とか介護とか、家族で意見が違うのが困る。

ある男性に「家で死にたい」といわれ、在宅医療を調べ、家族が仕事をしたときどうするか相談する事により、家族がまとまった。

秋野さん「母が、尊厳死協会に、入っていてくれた。延命治療しないということが、気になっていたが、自分が60になって、母が私に迷惑をかけたくなかったと気がついた。私も、尊厳死協会に入り、 延命治療しないでねと娘に伝えた。」
秋野さん「 一緒にものをかたづけるのもいいですね。もっと母と父の恋話など聞いておけば良かった。」
賀来さん「聞くこと、明確にしておくことが大事」

まとめ&感想

中高年から始める終活はこれからの生き方を充実させる。エンディングノートで、健康や財産の現状を把握して、葬儀や墓、終末期医療の希望を書いて、家族に負担をかけないよう配慮。親の終活も自分と同時に進める事でスムーズに。

私も65才、ちょうどエンディングノートではなく、未来ノート書いておかねばならないと思いました。エンディングノートのおすすめ人気ランキング10選までありました。
覚えきれなく、自分自身の備忘録としてもエンディングノートを活用したいので、銀行口座や保険、クレジットカードなどの項目があるものがいいかな?

終活でなくとも、事故に遭ったり、病気になったとき、エンディングノート的なもの必要ですね。
ボカッと忘れてしまうことがあるので、今の健康状態、口座、保険、パソコンのパスワードなどの情報を書き留駐めておく必要がありますね。
1つのファイルにまとめ、保管場所を伝えようと思います。