大河 徳川慶喜 第5回 「日米和親条約」▽あらすじメモ▽

チャンネル銀河 2020/9/21(月) AM8:00~

ペリーは再び艦隊で浦賀沖に現れ、幕府は大慌て

嘉永7年(1854)1月 一橋家では、皆を集め、慶喜(本木雅弘)土岐信濃守朝義(小野武彦)平岡円四郎(新井康弘)を雇い小姓として、勤めることを話す。
円四郎は、村田新三郎(藤木直人)と剣の立ち会いをする。

水戸藩 江戸駒込 中屋敷では、徳川斉昭(菅原文太)新門辰五郎(堺正章)女房 れん(大原麗子)を屋敷に呼び、慶喜に世間と人情を教えてくれるよう頼む。斉昭は1個10両もする、一粒の飲むと一年歳をとらないという丸薬を28個、おれんに与えた。

嘉永7年(1854)ペリーは再び艦隊で浦賀沖に現れます。

江戸城 御用部屋では、主席家老 阿部伊勢守正弘(大橋吾郎)を中心に、ロシアに国境を確定するよう迫られ協議していた。そこに、米国施設応接掛 井戸対馬守覚弘が、アメリカ艦隊 7隻が浦和沖に現れ、江戸湾に入ったたことを知らせる。

一橋家 慶喜は甲冑で身を固めますが、土岐信濃守朝義(小野武彦)達は慣例と、火事装束で現れます。
慶喜は、「戦う気があるのか、老中に聞いてこい。戦う気がないなら火事装束を着替えよ」と大声で怒鳴る。
朝義は「殿が大きな声を出さないよう、上に立つお方は常にお静かに、大きな声は下々の者が出す。」と、注意する。

艦隊の中で、浦賀奉行支配組頭 黒川嘉兵衛 と徒目付 平山謙二郎がアメリカ側と通訳を加え、話し合っていた。

れんは、薬を仏壇に隠そうとして、辰五郎に見つかった。
みよ(一色紗英)が旗本の旦那から助けられた御礼に来た。旦那は今、黒船で大変らしかった。

戦えば負けると思う幕府、加わった斉昭は戦って国を守る

江戸城 御用部屋では、斉昭藤田東湖(渡辺裕之)と共に会議に加わっていた。
艦隊は100隻もあり、200人乗っていると2万人。戦えば負けるという。
斉昭は、戦って負けるとは思わない。弱気は国を滅ぼす。戦わずして屈服すれば、アメリカの属国となり、亡国同然となる。なぜなら、徳川将軍家は、朝廷(おかみ)より、国守ることを任されており、その臣下たる我ら武士は、そのためにここにおる
ワシントンの生誕の祝砲に掛け大砲を撃っているらしく、何発も大きな音が響き渡ります。

その騒ぎの中、慶喜の下に、辰五郎が斉昭の書状を持って現れた。
「案内を頼み、町方の暮らしを見て歩け」と書いてあり、おれんに会ったことがあり、楽しかった。

江戸城 御用部屋では、10日も話している。大砲の威力は凄まじく、1里先にも届く。我が方の倍は届き、当たれば爆発する。
浦賀より書状、会見場所 横浜に決まった。川崎まで来ている。品川宿の沖に小舟が現れ、水深を測っていた。交渉場所を浦賀に戻すのは、無理。

結局、幕府はペリーに押し切られ、12箇条の日米和親条約に合意します。
ペリー艦隊は、帰っていった。

ある日、慶喜達は町火消しの新門辰五郎・れんの家を訪れます。
新三郎は、みよ(一色紗英)に目を奪われます。
辰五郎の娘 およし(清水美砂)は慶喜に目を奪われます。

京都御所では、孝明天皇(花柳錦之輔)鷹司政通(宝田明)に「関東の処置 やむを得ない。神州の国体が傷つくは申し訳ない。異人を神州に寄せ付けない策を考えて欲しい。 この国に不幸をもたらせてはならぬ。関東に伝えよ。」

辰五郎の家で、慶喜達は、団子を楽しそうに食べていた。(この時が、一番よかった。)

▽まとめ&感想

ペリーは再び艦隊で浦賀沖に現れ、幕府はいろいろ協議する。
戦えば負けると思う幕府、会議に加わった斉昭は戦って国を守るべきと考える。
何度も大砲の大きな音が響き渡り続き、戦艦は川崎沖まで入ってきて恐れおののきます。
斉昭が辰五郎 れんに、慶喜に世間と人情を教えてくれるよう頼みます。
慶喜はこっそり長屋を訪ね みよ およしに会う。
結局、ペリーに押し切られ日米和親条約に合意し、艦隊は帰っていった。

この放送は、字幕が出ません。私の解釈が間違っていたら、ゴメンナサイ。
登場人物は 役職名をつけてしっかり出ます。

大砲の大きな音、江戸城まで届きそうなこと、さぞや大変な騒ぎだったでしょう。
慶喜とおよし、新三郎とみよ どのようになるか、楽しみです。