大河 徳川慶喜 第20回 「慶喜変身」▽あらすじメモ▽母藩政に 斉昭は永蟄居解かれ死公表

チャンネル銀河 2020/10/12(月) AM8:00~
慶喜は 父斉昭の死を悲し見ます。母は永原に 手足となり 藩 幕府 朝廷の情報収集を依頼します。
斉昭は病気と発表され、永蟄居解いてもらい、死を公表に。
慶喜は何が起きるか判らない 、美賀に余を信じるのだと諭す。
そして慶喜は 水戸に行く決心をします。

慶喜 父斉昭の死を悲しむ ・母 永原に藩 幕府 朝廷の情報収集 依頼

万延元年(1860)8月15日 水戸で斉昭が急逝した。享年61でした。

一橋家
松島(岸田今日子) は大声で泣くが、徳心院直子(鶴田真由)は老中が、斉昭様は療養中と言ってきているので、 泣くのは不吉と言います。美賀(石田ひかり )は泣くなら涙だけにするように言います。

刑部卿慶喜(本木雅弘)は一人、部屋で和歌を書き上げて 父を想います。

水戸城
吉子(若尾文子)は、悄然として、亡くなった斉昭との 思い出に浸ります。

しばらくして、しっかりしなければと鼓舞し、斉昭の遺言に従うために 男子禁制の部屋に永原帯刀(佐藤慶)を招き入れます。
吉子は、永原に、私の手となり、足となって藩のこと、幕府のこと、一橋家のこと、 都のことの情勢に通じるよう命じます。
永原は、懐から、紙と筆を出しメモしようとするが、墨を畳に垂らし 慌ててしまいます。
今まで 斉昭殿のお力で、水戸藩や 慶篤 慶喜は守られていたが、これから そうはいかない。
二人は、罰を受けており、父も失ったので、明日 私の言葉を伝えて欲しいと頼んだ。

斉昭は病気と発表 ・ 永蟄居解いてもらう事に

一橋家
慶喜に中根長十郎(信太昌之)が 、噂では、幕府では 順序として 斉昭の病気発表 永蟄居の罰を免じてから 喪の発表 するようだ。
これは 水戸藩 家老がお願いしたことで 、斉昭公の名誉 喪の発表の前に回復したいとの事。
我が父は、そのような姑息のことは、お望みでない。老中に 頼むなんて。
それから、慶篤様は病気見舞いに 国元に戻ること 許された。
慶喜は、水戸藩は父が亡くなったので、もめ事が起きる前に、勅諚を早く返した方がいい。
兄が、今水戸に戻れば、反対派に狙われるかもしれない、途中は危険と心配をし、中根に小石川に行くことを頼む。
一橋家に家老は今、いなく 幕府から 一橋付けで来ている。他 幕府の者ばかりなので、気をつけるよう言う。

奥に行くと、直子が 一人でいた。
慶喜が隠居謹慎になてから、直子が仮の当主。幕府の伝達は家老から、直子に伝えられ、気ぜわしいこと。
7歳上の直子は、慶喜を頼りにしていると言う。
直子の目に、ブヨが入り、慶喜が、紙をなめ、目よりとってやる。
これを見た、美賀が 悪しきモノを見た。千代さんの祟りと言い、松島も恐ろしいと騒ぐ。

慶喜は、勘違いと言うが、信じない。松島が騒ぎ、美賀が気を失う。
慶喜は美賀に口づけする。これを複雑な思いで、直子が見ていた、

何が起きるか判らない 美賀に余を信じるのだ

中根が戻り、慶篤様は、勅諚を朝廷にお戻しになりたい意向だが、反対派が騒ぐのでまだ殺気立っており、しばらく待ちたい。また 幕府から、反対する者、桜田門外の残党召し捕るよう、下命があったが、まだ下には命じていないとの事。
推測であるが、幕閣は井伊大老を失い、混乱していて 命令が徹底していないようです。
慶喜も「幕閣に束ねる者がいない。 井伊大老の様な方が居れば、およそ何が起きるか判るが、これから何が起きるか判らない。何が起ころうと誰も責任をとらない時代が始まる。水戸藩とて、同じ事。誰が敵で誰が味方さえ判らなくなる」

寝室で、慶喜が、美賀 に、灯りを付けさせ、顔を見て話しする。
慶喜は美賀に、余を信じよ、母上との間に何もない。よいな。信じなければ生きられない。
井伊も、父上も亡くなった。余は今日まで出来れば素直に生き, 否なものには否、正なる者には、正となんの躊躇もなく公言してきた。味方に父上があり、敵に井伊大老が有って はじめて素直が成り立っていた。今日からは違う。余は変わるぞ。もはや言行一致などでは生きられない。今よりは言行不一致で生きる。やがて、敵も味方も判らぬようになる。皆流れやすき方に流れ、強き者に寄り添い、外国にさえ愛想笑いをするようになるであろう。
この国に混乱が訪れていることは 目に見えている、よいか。余を信じるのだ。余がいかなる言葉を口にしようと、いかなることを始めようと、余を信じるのだ。そなたの目に 余がいかなる姿に映ろうと、その姿を信じてはいけない。いついかなる時も、今そなたの目の前にいる余を思い出し、余の心を信じるのだ。判ったか?
抱きしめられ、美賀は、「何やら恐ろしゅう感じます。」
そなただけでない。余も行く末に悪しきモノを感じる。何が起こるか判らない。そなたの心だけは失いたくない。余を疑うな。

寝ているところに、賊が入ったようですと起こされ、慶喜は剣を持ち 切り捨ててしまう。

慶喜 水戸に行く決心

永原に、慶喜は父に別れを告げていない「水戸に行く」と宣言。
お許しが出たか尋ねられ、「出るわけがない。謹慎の身だ。」
「下々の身で何も出来ず申し訳ない。私が替わりに、斉昭公に申し上げ、ご冥福を祈らせていただ来ます。」
慶喜「余は参る。」
「お屋敷の門を出ただけで、新たなる罰を受ける。」
「まずは、弘道館下働きの幸吉に、内々に話し、余が行くことを知らせ、母上には内緒だ。
兄上も水戸におる。幸吉の小屋で会えるようにいたせ。」
「お断りします。」
「いかなることをしても、やることはやると決めた。余は水戸に行く。」

▽まとめ&感想

慶喜は 父斉昭の死を悲し見ます。母は永原に 手足となり 藩 幕府 朝廷の情報収集を依頼します。
斉昭は病気と発表され、永蟄居解いてもらい、死を公表に。
慶喜は何が起きるか判らない 、美賀に余を信じるのだと諭す。そして慶喜は 水戸に行く決心をします。


※この放送は、字幕が出ません。私の解釈が間違っていたら、ゴメンナサイ。

青天を衝けの予習のつもりで、見てますが、慶喜さんは余り動きません。
周りが、どんどん変わっていくようです。