所さん大変ですよ 「ブーム到来!?不思議な鉱物の世界」▽こんな話

NHK総合 2021/1/28
9, 000人を集めた 鉱物の即売イベント 鉱物女子に大人気です。
横浜市 鉱物専門店があり 「うちの子を見て!」とオンライン飲み会も行われます。
石をめで 毎晩 晩酌しながら 何時間も眺める 鉱物女子。
好奇心の扉を開く 鉱物の実験をしたり 鉱物そっくりのスイーツ登場。
冬の日本海 糸魚川 自分のためヒスイを探す鉱物ハンター。

【司会】所ジョージ,木村佳乃,合原明子
【出演】澤口俊之,牛窪恵,パトリック・ハーラン,伊藤海彦 【語り】吉田鋼太郎

9, 000人を集めた 鉱物の即売イベント 鉱物女子に大人気

石ころを買いたい人が激増中!
東京都台東区 (2020.11.21~22 撮影)

会場にいるのは なぜか 女性客ばかり。
ライトやルーペを使い、熱心に鉱物を観察し、何個も大人買い。
鉱物が飛ぶように売れていく。
ケープアメシスト レモンクォーツ ガーデン水晶 ヘマタイト カイヤナイト… 
1個600円 (3個1000円) などあるようです。


Aさん「すごいキラキラして 石の中に景色があったり かわいい子ですね。動物をって言っちゃうのと同じ 感覚でって」
Bさん「私 好きすぎて お風呂に 石 持ち込みます。 常に持っていないと寂しい。」
Cさん「今日 はじめて買った子なんですけど、スファレライトちゃん。「かわいいな君は 」って言いながら愛でるんです。」
「めちゃくちゃ 買いっぷりがいいんです。男性よりも女性の方が すぱんと 例えば10万円 20万円のものでも すぱんと買っていく。 鉱物女子 て呼ばれてますね。」
コロナ禍前、9, 000人を集めた鉱物卸売りイベントでは およそ7割が女性客。
イベント全体の売り上げが 3日間で5, 000万円を超えることもあったという。

(画面に映った会社はこちらでした。)

横浜市 鉱物専門店 オンライン飲み会で「うちの子を見て!」

横浜に 鉱物専門店もあることが分かった。
店主は20代の女性。1年半前 鉱物収集の趣味が高じてオープンした
すでに多くの常連客がついている。
Dさん「こいつ メチャクチャ水晶の形している。」
店主「その子は 照りが良くて 透明感とか (アルプスの)モンブランって感じする」
Eさん「このステラビーム よき すごくよき」

店で 一番人気なのが 「フローライト」と呼ばれる鉱物。
実は 鉱物は種類が同じでも 産地によって色や透明度に違いがある。
中には ブラックライトを当てると 色の変化が起きるものも。
値段も 数百円のものからあるため 初心者にも人気だ。

一方 こちらは 毛を触っているような感覚(白い 木村さんは カビてんじゃないの?)
オケナイト」という れっきとした鉱物。 こちらで お値段は4, 500円。

そして 最近コレクターの間で人気沸騰中なのが 「フォスフォフィライト」。
ダイヤモンドより希少性が高く、こちらは60万円もの値が付く。

鉱物は 世界に二つとして 同じものがないというのが コレクターたちの心を くすぐるのだという。

店主から驚きの情報が飛び出した。
オンライン石飲み会 がはやっています。」
ディレクターが 早速オンライン石飲み会に参加することに。

オンライン石飲み会では 参加者は顔を一切映さず 石だけを見せる。
「むしろうちの子を見て!
参加者は 学生 会社員 主婦など さまざま。 一度も面識がない間柄の人もいるという。
学生 20代 推し石 アクアマリン、事務職 30代 推し石 エメラルド
事務職 30代 推し石 タンザナイト、IT関連 20代 推し石 ハイアライト
主婦 30代 推し石 ロードクロサイト
(一同)乾杯!

ペンライトやオリジナルで作った うちわまで用意して 場を盛り上げる参加者たち。
購入場所や鉱物イベントの情報などを 交換して会は3時間以上続くという。

(木村さん)ちょっと 今 置いてきぼりにならないように 頑張って食らいつこうと思ってます。

(合原さん) 私も 実は最近SNSで石の写真を見て かわいいなと思って 調べたりしてたんですよ。
欲しいなと思いました。
(木村さん)女の子は やっぱり キラキラするものが 大好きですから 石 好きです。
うちの娘達 ポケット いっぱいに石つめて帰ってきます。

(澤口さん)生まれながら 人はキラキラしたものが好きです。
あと 女性のほうがですね 色に敏感で色に関する言葉の数を調べると男性に比べ 断トツに多い。
狩猟採集の時代、女性は草や木の実を採集していて 草や木の実の成熟度を見分けるため 微妙な色合いを見分ける能力にすぐれていったと考えられる。

石をめで 晩酌しながら 何時間も眺める 鉱物女子

コレクターの方々が、どういうところに はまっていって なぜ あそこまで 石をめでるのか?
30代の鉱物女子に 実際 聞いてきました。
鉱物収集歴15年。集めた鉱物の数は200に上るという鉱物女子。

女性は ほぼ毎日欠かさず 晩酌しながら 鉱物を何時間も 眺めるというんですね。
「鉱物の中を散歩するんですよ。私が1ミリか2ミリになってここ通り抜けられないとか、光当てるとキラキラしている。小さかったらキラキラ見えるだろうなとか」
聞けば女性の仕事は消化器外科の看護師。
がん患者も多い病棟で 常日頃から 人の生死と向き合っています。
石を眺めることで 女性は 仕事に対し 前向きな気持ちで いられるといいます。

(牛窪さん)雲の写真の撮り方に こだわる人が増えて、SNSで 女子が「#雲好きさんと繋がりたい
とかっていう投稿を どんどん するようになってます。
あるホテルでは 雲をモチーフにしたお部屋とか、雲をテーマにしたお食事とか、雲海テラスでの展望も楽しめるとか 雲を満喫してくださいというプランを用意している。

好奇心の扉を開く 鉱物の実験 鉱物そっくりのスイーツ

神秘の鉱物の世界に案内してくれる鉱物界のレジェンド。
30年前にオープンした こちら東京 北区の鉱物カフェ
店主の さとうかよこさんは 鉱物界では その名を知らぬ人がいない レジェンドです。
「皆さんの好奇心をひらく ドアガールです」。

神秘の世界を 実験して見せてくれるといいます。
まず さとうさんが取り出したのは「方解石」という鉱物。
それを カナヅチで割りました。
見せたかったのは割れた石の形。(大小 あっても すべて 同じ形です)
実は 方解石は、鋭角が およそ75度 鈍角が およそ105度の 平行四辺形になるという性質を持っています。
「この角度に必ず割れる。それ以上は、方解石に聞いてください。」

そして さとうさんがどうしても見せたいという究極の実験が。
食べられない お鍋?
鍋の中に入っているのは「ビスマス」という金属。(片手鍋で8キロもあります)
実験で使うのは 不純物を取り除いた工業用。「はんだ」などに使われるものです。

火を入れ 待つこと20分。
およそ300度に熱せられたビスマスは溶けて液状化。(色が青くなって)
「魔女が釜で作ってるみたい」って言われます。
そして 火を止め 冷ますこと10分。(青が消えました)
トングで引き上げると、結晶ができていました。
「結晶が育ったんです」
液体が冷めるときに 四角い枠に見える部分が 早く成長する性質がビスマスにはあり この形になるんだそうです。

鉱物そっくりのスイーツを 作っちゃいました。
どれが鉱物で どれがスイーツか分かりますか?
フローライトを見て ソーダ水みたいと言っていて、本当に作ったら面白いかなと思って」

玉滴石」という鉱物をモチーフにして 作ったのが こちら。
玉滴石が ブラックライトで 蛍光に光るのと同じようにビタミンB2を含むエナジードリンクのゼリーが 蛍光に光るというこだわりようです。
「鉱物は 好奇心のターゲットです。」

所さんの目の前に用意させていただいたのは ベーコン(豚肉石)、お米(あられ石) 、納豆(ボーキサイト) などの朝食のメニュー。
木村さんの前には ケーキ(珪乳石)、 ぶどう(グレープカルセドニュー) 生チョコ(武石)のデザート
砂糖菓子は 「砂漠のバラ」でした。

(パトリック・ハーラン)
これ 「ロックフードテーブル」というイベント(アメリカ)なんですけど
フルーツ ハンバーガー スープなど全部 石です!
最初に始めたのは こちらのパティロ夫妻です。
リタイア後に 鉱物収集に はまってしまい石が食べ物に見えるなあということで、みずから研磨をしたり色をつけたり、この精度で 本物の食べ物そっくりに仕上げています。

(澤口さん)結晶には規則性がある。規則性があるものに対して 人はひかれる性質が もともとあるんですよ。
赤ちゃんも規則正しいものを好むことが研究で 比較的 最近 分かってるんですよ。
あと これも有名なんですけども、顔や体も 左右対称の人がモテます。

冬の日本海 糸魚川 ヒスイを探す鉱物ハンター

日本海の海岸に あるお宝を求めて 続々と集まるというんですね。

朝4時。夜明け前からハンターは活動するという。
気温5度。冬の日本海 新潟県 糸魚川の海岸で ライトをともし ヒスイを必死に探すハンターを発見。
「ヒスイ」といえば 縄文時代から宝石として珍重されてきた石。
5年前には 日本の国石にも選ばれた。

聞けば ヒスイハンターは 独自に作った専用の棒を使い 夜中に打ち上げられたヒスイをいち早く見つけようと早朝から活動するという。
ヒスイは 丸一日探しても 見つからないことも珍しくない。
そんな貴重なヒスイを求めるハンターは あっちにも こっちにも 毎日 海岸に出没する。
岐阜から! 静岡から!中にはヒスイを求めて移住までしちゃった人。

新潟県糸魚川市には ヒスイ峡と呼ばれるエリアがあり 国内でヒスイが採れる数少ない場所だ。
しかし このヒスイ峡では 石の採集が禁止されている。
一方 河口の海岸では採集が許されていてハンターたちは 何十万個に一つ あるかどうかのヒスイを 日々 求めているのだ。
「今まで拾った 自慢のヒスイを置いてください。」
緑が濃いものや青みがかったヒスイは希少で この中には一個 数十万円の価値を持つものもある。
しかし「絶対 売らない」。お金には代えられない魅力がヒスイにはあるという。
「仲間から見せられると こういうヒスイと出会いたいと思って海岸に通ってますね。」
膨大な時間をかけて 自分の力で美しいヒスイを見つける
その行為こそが ヒスイハンターのロマンだった。

新潟県の担当部署に確認したんですけども
糸魚川市の海岸でヒスイ拾いをする際には、個人の趣味の範ちゅうで 常識的な範囲で行うことと。
また 海岸ですので 高波には 十分 注意してほしいとのことでした。

(パトリック・ハーラン)
あるインドネシア人男性の家に突如 襲ってきた隕石なんですよ。
男性は たまたま外にいて 無事だったんですけど隕石は 家の屋根を破壊。
そのあと アメリカ人の隕石の専門家が この隕石を手に入れたいと 男性の家を訪れたところ 隕石は45億年前のものだと。
なんと 日本円に直すと1億9, 000万円くらいの価値が付いたんです。
すごくないですか!

▽まとめ&感想

9, 000人を集めた 鉱物の即売イベント 鉱物女子に大人気です。
横浜市 鉱物専門店があり 「うちの子を見て!」とオンライン飲み会も行われます。
石をめで 晩酌しながら 何時間も眺める 鉱物女子。
好奇心の扉を開く 鉱物の実験をしたり 鉱物そっくりのスイーツ登場。
冬の日本海 糸魚川 自分のためヒスイを探す鉱物ハンター。

見ていたら 欲しくなってしまいました。3個1000円なら 集められそうです。
まず ネットで眺めさせていただきます。