大河 徳川慶喜 第23回 「和宮下向」▽あらすじメモ▽孝明天皇幕府に押し切られ和宮婚礼

チャンネル銀河 2020/10/15(木)AM8:00~
新たにプロシアと条約を結んだ幕府にお上は怒り 和宮様の下向中止を口にするが、京都所司代 酒井が関白 九条尚忠に 異国の強大さを説き 押し切ります。
浅草のおよし 生みの母は父の浮気だったと知り、 ガンツムは生みの母が証拠は左肩のほくろと迫られます。
和宮 婚礼が済み、天璋院との大奥バトルが始まる。

新たにプロシアと条約を結んだ幕府にお上は怒り 和宮様 下向は中止!

一橋家
刑部卿慶喜(本木雅弘)中根長十郎(信太昌之)が新しく近習(身の回りの世話をする人)となった杉山寅之介を紹介。
通訳のヒュースケンを襲って殺害したのは、薩摩か水戸の者と見られた。攘夷派は幕府の立場を悪くするなら、何でもする。そこに水戸の名がいつも見える。

江戸城
外国奉行達は、ヒュースケンは我が国のため助けてくれた。水戸藩など潰せばいいのだ。

勘定奉行 通商条約締結後2年間で約900万両の金が外国に流失した幕府はこれまでの1/3の金で 万延小判を鋳造し、金の流出を食い止めようとした。

大目付 水戸・ 薩摩・長州・一橋派は閉じ込めておくべきと考えた。
和宮様に御下向いただき、婚儀が実現すれば、幕府を攻めることは お上を責めること
攘夷の者達は打つ手を失うだろう。

幕閣会議
老中 久世廣周(大和田伸也)ヒュースケンの件は頭を下げるところは下げ、穏便に済ませよう。
老中 安藤信正 は 和宮降嫁 遅れているのは、京都所司代の怠慢。

京都
九条関白家
関白 九条尚忠(森山周一郎)は 京都所司代の酒井に、通商条約の破棄を約束しながら新たにプロシアと条約を結んだ幕府にお上は怒り、逆鱗にふれて、和宮様 下向は中止 これまでと言う。
しかし、異人の 軍艦はこの御所より大きく、大砲1発で 御所は吹き飛ぶと聞き。
どうするつもりかと尋ねる。
今は条約を結び、7から10年以内にあの者達の武器を買いそろえ、大船を作り 追い払うつもり。
一刻も早く、和宮様と家茂様の婚儀を進め 公武合体を 示さなければならない。
異人の国々は 力を合わせ 我が国を攻めようとしている。

御所 常御殿
孝明天皇(花柳錦之輔)が、太閤 鷹司政通(宝田明)に、和宮のことは、急かすばかりで、また新たにプロシアと条約を結んだ。関東に 信のおける者がいたらいいのに。 一橋慶喜はどうしていると尋ねた。

一橋家
慶喜杉山寅之介が立ち会い。 なぜ小手を打たれたと思うと尋ねて、
相手に心を見せたら、勝てない。相手の足も丸ごと見る。相手の心を直につかむ。鷲づかみにして、それを食らう。
昔話 に唐に剣の達人がいた。その男は立ち会いの瞬間 相手の目を見て 相手の 足の裏まで見ることが出来た。要するに 相手の 足の裏の ほんの少しの動きで、常に相手を切り倒した

中原が戻り 永原の報告を伝えた。 水戸藩は締め付けがきつく、薩摩藩、長州藩と結ぶ者あり、不満を持つ者、狼藉を働く者が多い。
それは、御三家の宿命で、父上の幕政批判と幕府の藩への介入が 水戸藩を2分にしてしまった。

母の 貞芳院は心労が多く、 慶喜が水戸に来ていたのに気付いていた。会えなくて残念がられていた と伝えてきた。

浅草のおよし 生みの母は誰? ガンツムは生みの母でない!

浅草新門一家
およし(清水美砂)新門辰五郎(堺正章)れん(大原麗子)に気「誰の子か 教えて」。
れん「私が、母でいいのではないか!」納得しない およし。
辰五郎が、「俺の子だ、俺がはじめて浮気した子。母は生まれてまもなく 亡くなった」と伝えます。
れんが「引き取って、実の子のように育てた。」
「墓は?」「親が近江 琵琶湖の近くの国元に 持ち帰った」と教える。

そこに、遠くから、半鐘の音が聞こえてきた。
ガンツム(山下真司)はぼんやりとしていて、変な女 蔵前の質屋のおかみ とき(三條美紀)にまとわれ付かれている。
ときが現れ ガンツムが我が子と思い込んでいる。
誓願寺には捨て子が一杯いる。 証拠でもあるかと尋ねると、右の肩の後ろにほくろがあるという。
嫌がる ガンツム の肩を見るとほくろが2つあった。 ときは 信じていた。

すぐに 墓参りに行く準備をしてる およしれんは 「実の娘と思っていた。子供に捨てられ情けない。」

皇女和宮 下向 婚礼の儀 ・大奥は 御所風?武家の御台所で天璋院と対立


異人の襲撃された 東禅寺事件 があった。
開港して、異人が増え、 ますます増えるだろう。

文久元年(1861)10月20日、皇女 和宮(小橋めぐみ)1行は、京都を発った。
惜しまじな 君と民とのためならば身は武蔵野の露と消ゆとも

和宮様が無事、江戸に着き 婚礼の前に、老中 安藤信正 が襲われ、辞任した。

大奥を取り仕切って、一番威張っている 御年寄 瀧山(佐々木すみ江)が 入られる以上 武家の御台所になっていただく。御所風はお控えいただく。お付きの者が300人来るそうだが、格別な扱いは入らぬ。皆にそのように伝えよ。

老中 久世大和守廣周(大和田伸也)に ご縁組御用掛 岩倉具視 と武家伝奏 坊城俊克 が攘夷の約束と、和宮様 御所風のお暮らしを希望しているので、配慮お願いします。

久世は、和宮様とは申せ、将軍家に嫁入りされるとは、武家の者になる事 将軍家の御台所としての格式がある。和宮様は戴いた者と承知している。戴いた者の扱いは自由である。

岩倉は、和宮様は差し上げてはいない。お約束を果たされるまで お預けしたもの。果たされない約束のため 尊い方を差し上げたりしない。

 14代将軍 家茂 と和宮と婚礼の儀が行われた。

故 13代将軍の御台所 天璋院(篤姫・深津絵里)御年寄 瀧山 、上臈の高部(園佳也子)和宮、観行院(山本陽子)が挨拶。
ここで、問題が起こった お上の妹君 和宮を下座に、座布団もなく 座らせた。女官達は泣き崩れた。

一方、上臈の高部は、天璋院様に 頭を下げてのご挨拶も無く 肩から人を見下ろすような 振る舞い、徳川宗家に嫁入り 御台所に なると言う決心がない。無礼千万。

瀧山 が追々大奥のしきたりを教えます。
天璋院は、 まず姑に対する 嫁の 礼節を教える事だ。この国は誰が動かしている。

一橋家
慶喜杉山寅之介が囲碁。
和宮様の下向が慶喜の前途を変えた。

▽まとめ&感想

新たにプロシアと条約を結んだ幕府にお上は怒り 和宮様の下向中止を口にするが、京都所司代 酒井が関白 九条尚忠に 異国の強大さを説き 押し切ります。
浅草のおよし 生みの母は父の浮気だったと知り、 ガンツムは生みの母が証拠は左肩のほくろと迫られます。
和宮 婚礼が済み、天璋院との大奥バトルが始まる。

※この放送は、字幕が出ません。私の解釈が間違っていたら、ゴメンナサイ。
和宮の歌 実に悲しく、あの詠み方が心に響きます。
大奥のバトル、両方に 理があるようで 楽しみです。