大河 徳川慶喜 第25回 「将軍後見職」▽あらすじメモ▽

チャンネル銀河 2020/10/19(月)AM8:00~

罪が免じられ 春嶽が参与に そして 慶喜を将軍後見に推す

幕府は勅使が到着する前に、先手を打ち 慶喜と福井藩の松平春嶽らの罪を免じます。

一橋家
刑部卿慶喜(本木雅弘)は晴れて自由の身になったけれど、 公方様より声も掛からず 隠居の身で何も変わらず 杉山寅之介 と、剣の立ち合い稽古。

江戸城
老中 板倉周防守勝静が越前福井の松平春嶽(林隆三)に参与になることを依頼します。
春嶽が、慶喜の処遇を尋ねます。将軍は17歳になり 後見役は必要なく、後見を立てるのは将軍に対し、失礼なことと話します。
水戸藩に戻し、藩の立ち直しに尽力戴きたい 考えがあることを聞き出します。
我が国の有り様を、攘夷の者達に、問われている。国の有り様をそのままに 水戸藩内部の争いを治めようとするのは、本末転倒だ。一橋刑部卿の将軍後見を希望する。
久光が勅使に随行し下向して来るのは聞いている。
兵を連れ 幕政改革案があると聞く。久光が建白したもの、それとも 朝廷から出たものですか?
形としては、勅状でしょう。
幕府の政は、幕府の専断事項です。これに勅状を賜るのは、重大なこと。しかも勅使に随行するものが兵を引き、そのものが 藩主の父親であるとすれば、一体いかなる権限で兵を率いることが許されるのか。徳川家にとっては、何も関わりのない、 只の一侍でござる。
このことが、いかに重大なのか、公方様はご存じか?
この難局を乗り切るには、一橋刑部卿のご出馬が必要で素。
一橋殿の 母は有栖川宮家のお方で、一橋殿には、お上の血が流れている。もし幕府が公武一和を考えているなら、無くてはならないお方ではないか。何を恐れている。

大奥 和宮様の約束 無かったことに・慶喜の父「大奥を取り潰せ」

大奥
御年寄 瀧山(佐々木すみ江)上臈の高部(園佳也子)和宮付女官 重子を前に、煙管を投げ、和宮様は武家のしきたりに従って戴く、まして天璋院様は姑です。ないがしろにしていいはずがない。
女官は 和宮様は、天璋院に仕える立場ではない、下向前に、文字にして残したはずです。老中に確認してください。 もう一度相談してきます。
高部に、それより一橋刑部卿が将軍後見職にとの話があるが、あの者の父は、大奥を取り潰せといった方、一橋刑部卿のことは潰すべき。

江戸城 幕閣会議
老中 久世大和守廣周(大和田伸也) は、越前守に 再三 一橋の件で頼まれているが、公方様や大奥から反対され、後見役はおろか 政に関わることさえ無理だ。水戸に養子に戻すべきだ。
板倉周防守は 越前守に頼まれており、勅使が来れば、必ずその話が出る。勅使に言われて後見役にすれば、我らの面目は、丸つぶれです。 何かよい手はありませんか?

慶喜 水戸藩に戻し養子の話もあった 浅草で町の様子感じる

一橋家
徳心院直子(鶴田真由)が刑部卿を探し、美賀(石田ひかり)に尋ねます。
見つからず、直子は またお忍びで、出歩いている と言う。
この度 水戸藩に戻して、養子になる話があり、それは 夫婦養子で、二人して、水戸に下ることになると言う。
美賀は「イヤです。」

浅草新門一家
慶喜は、中根長十郎(信太昌之)杉山寅之介を連れ浅草に出向いた。
新門辰五郎(堺正章)が 謹慎が解けたお祝い言い、れん(大原麗子)も挨拶します。
とき(三條美紀)が料理を運び、ガンツム(山下真司)と裏でもめています。
町方には活気がある。 じーっと町の様子を聞いている慶喜。

待っている慶喜の前に、中山五郎左衛門(藤岡琢也)が現れ、斉昭の名を出し、慶喜に盃をもらいます。慶喜は返盃を断り、人の使った盃を使ったことはないと別の盃で飲むと言います。
五郎左衛門は、ボロは着てても 金がないだけ 竹光を出し、泣き出す。
慶喜は 寅之介の刀を大事にせよと与える。 名はけいきと名乗る。
五郎左衛門は「家来にしてくれ」 慶喜「考えておこう。」

 慶喜がおよしの笑顔が見たいと言うが、出てこず、慶喜が部屋を訪ねる。
れんが実の母でなく気にしてたおよし(清水美砂)がようやく 慶喜に挨拶。
慶喜も生まれて数回しか、母親に会ったことが無く、生まれてすぐ実母が亡くなったが、側に常にれんさんがいて幸せだ。 幸せだから幸せが判らない。元気を出せと慰めた。

朝廷の勅使 島津久光が 兵を連れ 下向

第二次東禅寺事件(1862年 東禅寺警備の 松本藩士伊藤軍兵衛が イギリス兵2人を斬殺した)が起こる

江戸城
6月になり 京都から勅使・大原重徳(しげとみ)が江戸に到着して、十四代 将軍・家茂(いえもち)に勅状を読み上げます。
それには 10年以内に異人を追い払う約束を守る。一橋慶喜を将軍後見役に、松平春嶽を大老にすることなどが書かれていた。

江戸城 幕閣会議
老中 板倉周防守は勅状は無礼だ。勅状として拝見するが、何もかも勅状の通りにする必要は無い。
ついこの間まで、朝廷などに 一言も口を開かせ無かった のに、今や大老職にまで口を挟む。
噂によると久光の願いで遣わされたと聞いている。勅状もお上のものでは ないかもしれない。
偽物ではないとは思うが、勅状は久光が操っている。
幕府の名誉にかけ、あのものの傍若無人を許せない。
いかなることをしても我らから、大義名分を与えてはならぬ。

一橋家
平岡円四郎(新井康弘)が来て、慶喜に、大目付配下の者から聞いたことを 話した。
この度の勅使下向は、殿の将軍後見そして、越前守様 大老就任が目的のようであります。
それは、朝廷から出たのではなく、島津久光からでたものだそうです。
島津斉彬公の遺言を実現するためと言っているが、それとは別に ご自身が薩摩藩主をお望みと聞いている。
慶喜は「我が子から 藩主の座を奪うのか、少々変わった男のようだ」

久光 勅使 大原重徳に強要・大久保利通は武力行使も辞さない

江戸薩摩藩邸
島津久光(江守徹)に 勅使・大原重徳(岡村喬生)が老中とは、本当に悪賢い方々。
何度 言っても ああ言えば こういうと訳で、何度足を運んでも 話が進まない。
久光は、話を前に進ませるのが あなたの役目。私は勅使のお供。能舞台では舞えない。舞うのは、あなた。笛、太鼓、能の衣装も差し上げた。不足はありますか。
大原は「もう一度 舞ってみましょう」
久光は、大久保を呼び、何か良いものがないか尋ねる。
大久保利通は、私は無骨者、能を舞うより、剣術が得意。

勅使の宿舎
大久保利通(池田成志)がふすまを開けると、武士達3名が控えていた。
大久保が、勅使・大原重徳 に「老中達がまもなく来ます。一橋を将軍後見に、越前守を大老にとの勅状は、お上がせつにお望みになり、拒むことが出来ぬと御説得ください。」と ふすまを閉める。

大久保が、大原重徳に 朝廷の意を拒めば、こう仰せください。いよいよお受け無きにおいては、たちどころにそっかの身に及ぶべし と仰せになり、席を立ち、この部屋からお出になってください。
直ちにあの者達が飛び込み、天誅を加える。

将軍 家茂が 一橋刑部卿慶喜を 将軍後見職に任命

江戸城 幕閣会議
老中 脇坂安宅(佐々木功)が 公方様は17歳。後見役の田安様はお辞めになり、一橋様を後見にと言われても にわかにお受けできない。後見を立てれば将軍はお怒りになるかもしれない。
大原重徳は、お上は 老中達始め幕府のものを疑っている。すぐ約束を曖昧にし、書き付けにしたことさえ守ろうとしない。約束など反故にする。お上は国全体のことを心配している。今の幕府は腐りきっている。そなた達の力ではどうにもならない。
そこで 一橋慶喜を将軍後見職に、松平春嶽を大老に据え、幕府の改革をなされと言われている。
今日という今日は返事を戴く。ふすまの向こうを見る大原重徳

一橋家
それからしばらくして、老中が慶喜を訪ねてきた。
慶喜が「何度もご辞退申し上げたはず」と言うが、「 重々承知しておるが、公方様、徳川宗家に力をお貸しください。」と言われる。

江戸城
将軍・家茂が 一橋刑部卿慶喜を 将軍後見職に任命した。

▽まとめ&感想

島津久光に連れられた勅使と会う前に慶喜と松平春嶽らの罪を免じ、春嶽に参与を要請します。春嶽は参与を了承し、慶喜を将軍後見職に推薦します。幕府は、慶喜を水戸に戻し跡継ぎにしようとしますが、慶喜は浅草に出掛けます。大奥では和宮様の約束を無かったことしようとします。
京都からの勅使 大原重徳が 将軍 家茂に勅書を渡します。反対していた幕府も島津久光に圧され、慶喜を将軍後見職に任じます。

※この放送は、字幕が出ません。私の解釈が間違っていたら、ゴメンナサイ。
特に大久保利通のセリフ 判りませんでした。
この島津久光、大久保利通の強力に驚いてしまいました。