大河 徳川慶喜 第1回「母の不在」▽あらすじメモ▽ 本木雅弘さんの慶喜楽しみ

原作は『最後の将軍』 司馬遼太郎

次の大河 「青天を衝け」に向けて、読んでみました。
(大活字本シリーズ) 埼玉福祉会 『最後の将軍』 司馬遼太郎
大きな字の本があったので、借りました。
慶喜は、歴史の勉強で「大政奉還した人」というくらいしか知りませんでした。
豚肉が好きで、「豚一様 ぶたいちさま」「二心殿」と呼ばれたり、風変わりの人だったようです。
300年も続いた江戸幕府を20代で平穏に終わらせ、後はずーっと隠居の生活でした。

ネットで検索していて、たまたま チャンネル銀河での再放送の案内を前日に、見つけました。
家のケーブルテレビで放送していたので、さっそく録画して視聴しました。

大原麗子さんの、「明けましておめでとうございます」あのCMの様な、語りで始まりました。
1998年の放送で全49回、9/15から 月~金 AM8:00~

天保15年(1844年) 水戸の徳川斉昭に江戸に戻るよう書状が届く

七郎麿の父 水戸藩主 徳川斉昭(菅原文太)は水戸城に戻った。
斉昭は悪さをして、閉じ込められ眠っている 七男(後の徳川慶喜) 七郎麿(若葉竜也)に声を掛ける。

斉昭と長男 徳川慶篤側用人 藤田東湖(渡辺裕之)は急いで会議の場に。
水戸藩家老 結城寅寿、寺社奉行 今井金右衛門らが集まっていた。
寺寺から追い出した僧達が、江戸に上り、上野 寛永寺に泣きつき、幕府に訴えが上がった。

水戸藩家老 鈴木石見守重矩(頭師孝雄)が「江戸に戻れ」と書状が届いたと伝えた。
執政 戸田忠敞、藤田東湖 と相談。
七郎麿 に 「学問を怠るな。よき武士にするため母と離れ水戸で育てた。他の兄弟のように養子に出したりしない。長男に事あれば 跡継ぎ」と別れを告げる。
七郎麿 藩校 弘道館で 学問と武芸に励んでいた。
斉昭は 5年ぶりに、長男 徳川慶篤 と江戸に向かう。

江戸につくと斉昭公に隠居謹慎の命が下った

「ダチョウ倶楽部」を組のまとい持ち ガンツム(山下真司) 火消しで登場
を組の頭 新門辰五郎(堺正章)女房 れん(大原麗子)、娘 およし は棚の上にのせられている。
水戸様が戻ったことを話したところで、火事発生し、皆 出陣する。

水戸藩 江戸小石川上屋敷
徳川斉昭の正室 吉子(若尾文子) 七郎麿の生母 は魚釣りをしている。
(𠮷子は京の名門宮家 有栖川宮家出身で姉は第12代将軍 徳川家慶正室)
吉子の側用人 永原帯刀(佐藤慶)
そこへ、斉昭公に隠居謹慎の命が下ったとの知らせ。

7つの罪。 手足となって働くものを排除したい。……

ともかく、斉昭公 隠居し駒込 中屋敷に。
徳川慶篤は10代藩主に。斉昭は、家老 結城に差配するよう命じた。

斉昭の改革案、大奥にまで及んだのが隠居謹慎の原因

裏切りは、家老の 結城。御三家は幕府の意向に添うもの。

斉昭は、吉子に、「幕府は改革が必要。大奥は大きすぎる。 水戸で改革を実践したのに老中達は何をしている。 」と語り、慶篤を頼んだ。

水戸では、七郎麿が供の二人と、山の向こうの江戸を見ていたところに、斉昭公に隠居謹慎となり、慶篤が10代当主にと言う知らせが届いた。
城内に一同が集まった。改革派の者にお咎めがあったと伝えられ、大騒ぎに。

七郎麿は世話係の松島(岸田今日子)と父 斉昭を心配していた。

七郎麿は 藩校 弘道館に行くも誰も居なかった。そこで、下働きの幸吉の孫娘 さくらと出会う。
さくらは、母親が深川に仕事にで、一人残されていた。

水戸藩 江戸小石川上屋敷では、水戸藩家老 結城寅寿が 新藩主 慶篤に代わり挨拶をした。それは、幕府から持たれた疑念を晴らす。新たなる改革によって、間違った方針を正し、御三家としての忠節を果たす。1つは僧侶の処遇を元に戻す、第2に謀叛を疑われるような鉄砲の鳥打ちなどしない。第3に学問のためと申し弘道館に集まり幕府の方針に異を唱えたりしない。大きすぎる弘道館、我が藩の蓄えは、底をついている。藤田東湖を初めとする学問好きが斉昭公をだまし、莫大なる借財を強いた。あのもの達天狗派の道楽のために弘道館が作られた。

新門辰五郎に、れんが縁側で水戸様が大奥なんかつぶせと言って、大奥のおなご衆が怒った。
そこへ、元高槻藩士 中山五郎左衛門(藤岡琢也)が目を回しながら、現れた。
裸に、鎧で他は敗れて捨ててしまったという。傘張りなんて出来ない。100両呉れ。
生涯に一度の贅沢をして死にたい。れんが大川に飛び込んで死んでと怒った。
水戸藩の会沢さんが書いた「新論」と書いた書物を持っていた。
水戸藩主が捕まったと嘆いた。

七郎麿はさくらに会って、着物を借り、着替えして付きの者の目を逃れ、山へ。江戸の見える山頂で、帰ると泣くさくら。

▽まとめ&感想

天保15年(1844年) 水戸の徳川斉昭に江戸に戻るよう書状が届く。
江戸につくと斉昭公に隠居謹慎の命が下った。
斉昭の改革案、大奥にまで及んだのがの原因だった。
火消しの、新門辰五郎・れん夫婦が、庶民の目で説明してくれます。

徳川慶喜の予習をしようとしたところ、放送が始まりました。
なぜか、ワクワクしません。ずっと、余生を隠遁生活なんて信じられません。