NHK総合 4/9 木曜日 午後7時30分~
所さん!大変ですよ「1粒5万円 いちご戦国時代」
【司会】所ジョージ,木村佳乃,合原明子
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【司会】所ジョージ,木村佳乃,合原明子
【出演】澤口俊之,牛窪恵 , モーリー・ロバートソン ,伊藤海彦,【語り】吉田鋼太郎
岐阜でしか買えない1粒5万円のいちごがあると聞き、秘密のハウスに潜入!それは農家の13年にわたる汗と涙の結晶だった。ピンクや真っ白ないちごなど、この10年で生まれた新品種は100種類以上。苗が盗まれたり海外で偽物が出回ったりといった事件も相次いでいる。実はいちごの品種は、開発者に権利料を払って育てる「知的財産権」なのだ。「ありえない味のいちご」や「いちごの声を聞く装置」など驚きの最前線をリポート!
出典 NHK HP
1粒5万円の奇跡のいちご
1粒5万円のいちごは、岐阜県羽島のある場所でしか売られていないという。
小さな直売所を発見、店内に入ると案外賑わっている。
奥田農園、「美人姫」の幕が (塚田農園のHPはこちら) (今年の販売終了したそうです。)
化粧箱 1箱 5000円。桐箱入りで、1箱一万円のいちご(12個入り)が売られてました。
一万円のいちごをお買い上げ、おばあちゃんが96歳であとどれだけ食べられるかと。
お客さんに1粒5万円のいちごについて、聞いてみると、見たことがないという人ばかりでした。
奥で袋詰をする男性聞いてみると、今収穫してくるという。
いちごを育てている場所はトップシークレットだが、特別に連れて行ってもらった。
美人姫という、ブランドいちご。重さはなんと87.6グラム。また男性は13年かけて独自に品種改良を行い「僕にしかとくれない」と話す。糖度も高く甘い。
濃姫、アイベリー、紅ほっぺを掛け合わせて作ったいちごだという。
濃姫といえば、吉田鋼太郎も出演している、大河ドラマで川口春奈が演じる、濃姫。
大きいだけのいちごなら他にもある。例えば世界一のいちごは256グラム、残念な形でした。
1粒5万円の値段をつけるのは大きさ、形、色、甘み、つやが揃ったものだけ。
普通のいちごの花びらは5枚だが、5万円のいちごは花びらが9枚以上ある。
育て方も企業秘密だと話す。5万円の値段がつくいちごは3000個に1個しかないという。
1シーズンで50個しか収穫できない。
最近では東京の人が6粒注文して、これで30万円となる。
いい物は、皆さんに評価されています。
女性たちが殺到!いちごのスイーツビュッフェ
連日200人以上が殺到するのは、都内のホテルが開催する、いちごのスイーツビュッフェ。お値段は平日でも1人5034円。(2月10日に撮影、現在は開かれていません)
所さん:すごいお金出すんだね。みんな。
このホテル全体で去年は、23トン、7万7千パックいちごを使ったという。
いちごのビュッフェは、各ホテルが競い合い、経済効果が231億円にものぼる。
いちごは10年で100種類以上の新品種が作られ、ピンクやまっ白のいちごまで。
全国でまさに戦国時代のように多種作られている。
佳乃さん:5万ってすごくないですか?
所さん:みんな意外とお金使いますね。
澤口:もともと狩猟採集民、赤とか、黄色はいい果物の色。
レットドレス効果、赤を身につけている女性は魅力的に見える。
牛窪さんは、赤いドレス。
佳乃さんは、右側だけ、いちごのピアス。
澤口先生は、赤のネクタイ。
所さん:魅力的に見えないのはなぜ?
スタジオには1粒5万円、83.8gのいちごが登場。大きいね。すごいいちごの香り。
一口で行くのは難しいということで伊藤がカット。
1口2万5千円、おいしいね、コレ。いい。甘い割にさっぱり。
あえて、脳科学的な観点からいえば、高価なワインを飲んだ場合『おいしいと』感じる。そうでない場合もある。プラシーボ(偽薬)効果は、効く人と効かない人がいる。
こんな時ですが…今晩19時半〜の【NHK総合「所さん!大変ですよ」】は、いま驚くほど高騰するイチゴのお話。
— マーケッター牛窪(うしくぼ)恵 (@megumi_ushikubo) April 9, 2020
赤は気分がアガる色なので、きっと元気になって頂けるかと✨✨ぜひ見て下さいねー!#nhk#所さん大変ですよ#うしくぼ#牛窪恵 pic.twitter.com/x2J4bcuSF8
いちご戦国時代 ありえない味のいちご?ぞうきん・納豆
ありえない味のいちごがある、と聞き向かったのは、いちごの生産量、51年連続日本一の栃木県。
全国でも珍しい、いちご専門農業試験場。女峰、とちおとめも、ここで開発された。このハウスでは、様々な品種をかけ合わせ、毎年およそ1万株ものいちごを試作している。
1日に食べるいちごは、なんとバケツ1杯分。
試しに食べてみて、と渡されたいちごは、生乾きのぞうきんのようなニオイがして、とても食べられたものではない。他にも納豆のようなニオイだったり、猫のおしっこのようなにおいのいちごが出来たという。
美味しいいちご同士を、かけ合わせても美味しくなるとは限らなく、2次選抜に進めるのは、わずか3パーセントほど。
さらに詳しく調査して、品種改良は7~10年かけて世に送り出すことができる。
1万株から選ばれた、まさにスーパーエリートという、いちごが栃木i37号。しっかりとした噛みごたえがあり、酸味は控えめで大衆路線のいちごとして期待されている。
東京青山に、佐賀県が送り出してきた、真っ赤なバス『いちごさん』。
下では、いちご狩りが出来、2階席で5種類のいちごスイーツが味わえるバスツアー。
コレは『いちごさん』といういちごのPRようで、二人1組7600円の価格ながら、増便もでる人気でした。
このいちごさん苗が盗まれるという騒ぎがあった。
農林水産省によるといちごの品種は、知的財産権になる。
親株から、子株がでて、いくらでも増やせる。
25年間は、育成者権があって、権利料を払って、許可を得た人しか栽培できない。
いちご戦国時代 栃木i37号、いちごさん
日本のいちごは美味しいと海外でも評判で、輸出量は5年間で10倍となった。
そのため香港などでは偽物が見つかっている。「おまうあ」、「かおふく八女」になっている。ひらがななら、OKです。
またスタジオには栃木i37号が登場。
佳乃さん:甘酸っぱくてジューシーで美味しいという。
栃木i37号の名前の候補として、とちあいか、とちあかり、あきね、えみか、とちまる、とちれいわ、など。これから投票で決まっていくという。
またSNSで5万いいね!を集めたいちごの品種別断面図がある。
すごいです❗️ RT @danmenzukan: 本日1月15日は #いちごの日 🍓💕
— ebiyas (@ebiyas) January 15, 2020
という訳で念願の #苺の家系図、完成したので公開しまーす。クレジット消さなければご自由にお使い頂いてOKです🍓\(^o^)/🍓 でも連絡くれたらこのアカで宣伝するのでよろしくお願いします。#苺の断面図 pic.twitter.com/TPtlYFdAWc
いちごの声が聞こえる装置!?驚きの最新技術
宇都宮大学の研究室へやってきた。
いちごの声が聞こえるというのは、AIがいちごの美味しさを判定してくれるという装置だった。
またいちご収穫ロボットもあり完熟したいちごのみを収穫するという。将来的にはロボットが収穫から出荷まで手助けしてくれる。
宮城県山元町の農園では最新技術で熟練農家の経験と勘を再現しようとした。
元々いちごの名産地だったが、東日本大震災で壊滅的なダメージを受けた。
ICT(通信情報技術)を導入、3haの広いハウス内の環境を最適に保てるよう、様々なシステムが組まれている。
二酸化炭素が足りないときには、ハウス全体に供給される。湿度が足りない場合には自動的にミストがまかれる。
栽培に最適な環境のデータは橋元忠嗣さんの経験則が元となっているそう。
いちごの果実は赤いところが花托で、プツプツのところが果実だという。
いちごは抗酸化作用が強く、最近コレステロールが下がるだとか、赤血球を増やすなどとか、アルコールから胃を保護すると言われているという。
佳乃さんはいちごを久しぶりに食べたというが、やっぱりブドウのほうが好き。
▽まとめ&感想
1粒5万円の奇跡のいちご。贈答用なら買う人がいるんでしょうね。
今は昔のような光景ですが、女性たちが殺到!いちごのスイーツビュッフェ。
いちご戦国時代 、品種改良の時、納豆味など、ありえない味のいちご。
新品種の、栃木i37号、いちごさん。どれもおいしそうです。
うちの、プランター栽培のもういっこ・カレンベリー・おいCベリー、育つかな?