NHKスペシャル 食の起源 第1集「ご飯~健康長寿の敵か?味方か?~」内容

NHK総合 11月24日(日)午後 9時00分~ 午後9時50分

所さん大変ですよ「大ブーム!?なぞの“腸活”」で予告していた番組
TOKIOと探る「理想の食」。ヒントは”人類の進化に” の放送がありました。

日本人の主食 ご飯

低糖質ダイエットが人気の中、“肥満のもと”と敬遠されがちな「ご飯」
ご飯の中身はデンプン 、太りやすい糖質の塊だから、皆さん敬遠してしまう。
ご飯は、私たちの体に、良いものか?悪いものか?

2019初霜
2019初霜

700万年前

石器時代の人類の主食は、肉ではない。
スペインのインデューン渓谷洞窟遺跡から、発掘された歯の歯石に太古の祖先が食べたものが残っていました。そこには、デンプンがありました。
摂取カロリーの5割以上が糖質と考えら、人類の祖先の主食は糖質でした。
どんなものを食べていた?
ここで、城島さん どんぐり、地下茎を生で食べてみました。渋い、堅い。

火を使って、食品の大革命

イスラエル ゲッシャー・ベネット・ヤコフ遺跡 で ホモ・エレクトスが火を使ってデンプンの調理されたものが発掘されています。火を使うことが食品の大革命を起こす。
ここで、城島さん どんぐり、地下茎を火で焼いて食べてみました。甘い、ホクコクしている。
おいしくなり、ブドウ糖は脳に集中し、脳が巨大化し、人類が進化しました。

糖質を減らすことの危険性

アメリカでの13万人の食生活と健康状態を20年以上調査した結果、標準的な人と、糖質を減らした人(長年続けてきた人)の死亡の割合がが1.3倍以上。
人類は進化の過程で、糖質を「最も重要なエネルギー」としてきた。

32億年前

緑の海、植物プランクトンが大繁殖。光合成を始めたので、糖と酸素ができた。
糖から大量のエネルギーを生み出せる微生物が発生。人類の祖先は(単細胞生物)なので、糖を食べて、体内の微生物にエネルギーを作らせた。進化を遂げて、現代人の細胞の中にミトコンドリアと呼ばれる微生物。糖を取り込んで、エネルギーに変えている。
最も重要なエネルギー」 を摂らないと、タンパク質と脂肪からエネルギーを摂り、弊害が出る。動脈硬化のリスクが高まる。心臓病のリスクが50%増。がん、脳梗塞も起こす。
低糖質ダイエットを長く続けることは、進められない。

1万年前 人類はたっぷりの米を育て始める。農耕の始まり

お米はデンプン、タンパク質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルが含まれている。食物繊維も含まれている。
日本人はお米から食物繊維を摂っていて、日本でお米を食べ始めたのは、3000年前。
ご飯を長い間、主食に食べてきた日本人、思いがけない進化が出てきた。
クラッカーを食べて、甘みを早く感じる。(これが進化)
唾液より、アミラーゼ遺伝子(デンプンを糖に分解)の数 外国人4~5 日本人など 平均7個。
遺伝子が多い人は、太りにくい。
インスリン(血糖値を下げるホルモン)、出過ぎると太りやすくなる。
デンプンを摂ったとき、遺伝子が多い人はインスリンの分泌量が20%位少ない
ご飯を長い間、主食にたくさん食べてきた日本人、インスリンが出過ぎず太りにくい。
その食生活が遺伝子まで変化させ、 肥満や糖尿病になりにくい体質へ進化した
遺伝子の数 :国分さん、長瀬さん5個、松岡さん8個、城島さん3個、チンパンジー 2個
アミラーゼ遺伝子 少ない人は、よく噛む。

昭和初期の日本人 一人1日3合(今の3倍) 遺伝子だけではない変化

ラオスの少数民族 蒸した、もち米だけを大量に食べる。肥満や生活習慣病の人はいない。
便を分析した結果、プリボテラ属の細菌が多い。これは、短鎖脂肪酸を作り、 肥満や動脈硬化や糖尿病を予防。
現代の山形 鶴岡市50人の腸内細菌を調べた。7.5%のプリボテラ菌があった。
(東京でなく、ご飯のおいしい庄内ですね。)
ご飯を主食に選び、たくさん食べ続けたことで、腸内細菌を授かった。
ご飯はあなたの体を、ご飯に適した体に改造する食の革命を起こした。
日本人は、いろいろ糖質がある中で、ご飯を選んできた。
最近は、ちょっと米離れが進んでいるけれど、ご飯を食べていい。
飽食時代の最適な糖質量は、どれくらいなのか?
最近 15,000人のデータから、糖質の摂取量と死亡率の関係。
糖質の摂取量を減らすと、どんどん死亡率が上昇。取り過ぎても、肥満や生活習慣病になって死亡率が上がります。全カロリーの50~55%。ご飯で摂るとすれば、毎食茶碗に1杯程度が適量。

パンとか麵、スイーツなどのおいしい糖質が多いものがある。
今までは、食糧がなかったので、糖をなるべく摂ろうとしていた。
脳も、糖がいちばんおいしいとかんじるように作られてきた。
今は飽食の時代、いろんなものが簡単に手に入る、非常に難しい時代。
ご飯を半分にして、デザートにしようかは、間違い。
ご飯はご飯、砂糖は砂糖全く違うもの。
食べ物がたくさんある中で、何を選んで食べるかが大切な時代。
人類の進化から探る食の起源 次回は、です。

まとめ

人類の進歩、はじめは単細胞、ミトコンドリアが糖を取り込んで、エネルギーに変え進化。
生で食べていたものを火を使って加熱し、ご飯を食べるようになりました。
お米はデンプン、タンパク質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルが含まれ、食物繊維も含まれている。
長くご飯を食べることで、 太りにくい 、アミラーゼ遺伝子を得た。
日本人の食生活が遺伝子まで変化させ、 肥満や糖尿病になりにくい体質へ進化した。

アメリカでの調査、 長年続けて糖質を減らした人の死亡の割合がが1.3倍以上なんて、恐ろしい。
低糖質ダイエットは、みな普通にやっていて、ずーっと続けています。すぐに、出てこないのが怖いです。
食べ物がたくさんある中で、何を選んで食べるかが大切な時代
おいしいものが、たくさんあって、どれもこれも、しっかり食べたい私にとって、選ぶの拷問です。