<シリーズ体感・首都直下地震>DAY2“多発する未知の脅威” |その内容は

2019年12月3日(火) 午後10時00分~11時00分
ドラマ「パラレル東京」。 竜巻のような火災旋風、携帯電話は通信制限がかかります。
通信障害時にカーナビ活用を。不確かな情報に惑わされないために注意すること

火災旋風

架空の東京=“パラレル東京”でM7.3の首都直下地震が発生した様子を、VFXを駆使して描くドラマ「パラレル東京」2日目。 国の被害想定と最新研究で、できるだけ、リアルに描いたドラマです。

地震発生から30時間後
地震から一夜明けた今日、深刻な被害の様子が少しずつ明らかになっている。
火災旋風は火災の上昇気流と周囲の風が影響し合うことで発生するといわれている。
これまでに東京23区の少なくとも100か所以上で火災旋風が発生。
世田谷で関東大震災、東京大空襲で起きた火災旋風。
ビルに閉じ込められて救助を待っている女性に電話をつなぐ。
火災旋風が来るというデマで、大田区池上で50人死亡
東京湾岸の化学工場 異常がSNSで発信されている。消防などに上がっていない。
未確認情報を報道し、住民に注意喚起すべきか、迷っている。
その化学工場で爆発し毒ガス発生。
携帯が通じない広域通信ダウンが発生。

発災2日目で明らかになった被害:
昨日、午後4時4分震度7の首都直下地震がパラレル東京で発生。
各地でビルが倒壊し、大規模火災も発生。
火災旋風が都内100か所超で発生。
倒壊建物に閉じ込められている人はいまだ5万人。
SNSのデマが原因で将棋倒しが発生。
東京湾岸の化学工場で爆発。
携帯が通じない広域通信ダウンが発生。

米国の山火事で発生した火災旋風の映像を紹介。日本でも関東大震災で発生。
地震のあと4万人が避難していた広場を襲い、3万8000人が亡くなった。
東日本大震災で気仙沼の住宅街で230mの火災旋風が目撃されている。
津波のあとで住民は避難していた為、火災旋風による犠牲者はいなかった。

煙が方々で上がって、火事がたくさん起きているな、と思った時には、避難場所へ避難しておく。
炎の旋風はそんなに早く動かない、旋風を見てからの避難は、ほとんどできない、と考えておかないといけない。

携帯電話は通信制限 通信障害時にカーナビ活用を

地震の時に携帯電話がどうなってしまうのか。
消防や救急への連絡を優先することで通信制限がかかる為、つながりにくい状態が続く。
今年9月の台風15号で大きな被害が出た千葉県では広い地域で携帯電話での通話やインターネットへの接続ができなくなった。
携帯電話の通信に障害が発生した市町村はピーク時には全体の8割に達した。
原因は停電によって携帯電話の基地局の一部が電波を出せなくなった。
基地局は通常、停電になってもバッテリーなどで24時間程度は稼働できるが、今回の台風では道路が寸断、バッテリーを交換するなどの対応ができなかった為、2500か所の基地局が機能を停止、大規模な通信障害につながった。
最悪の場合、首都圏では電力が一斉に失われるブラックアウトになる恐れもあり、広い範囲で大規模な通信障害が起こる可能性がある。テレビも見れない。
有効なのは、衛星なので、車のカーナビがひとつの方法。

デマ: 不確かな情報に惑わされないために

得られた情報が自分や友人に影響のある内容の場合、急いで教えたくなりますが、まず、その情報が本当か確かめる必要があります。
インターネット上で流れる情報は全て真実とは限らない。
不確かな情報を判断するヒント。
集まった情報がすべて同じ文章、画像の場合、デマの可能性あるので、しっかり確認。
地震 が○時間後、○日発生する。具体的な数値が出ることはないので、デマ。

まとめ&感想

被災時、思いつくのはクルマ。もちろん移動できますが、他にでできることは

  • 明かりがつく
  • テレビ・ラジオで情報収集できる
  • スマホが充電できる
  • 冷房、暖房が効く
  • ペットと一緒にいられる。プライベートが保たれる

クルマのキーは確実な場所においっておく
ガソリンは常に半分以上 …… 東日本大震災の時、被害がなかった地区ですが、ガソリン本当に買えませんでした。制限された量なのに、みんな並んで、何回か並んで(節約のため、毛布にくるまり)、2週間後ぐらいにやっと買えました。みんな並んで購入、商品はすっからかん、止められません、どうしてでしょうか?
衛星なので、車のカーナビから情報をとありましたが、政府カーナビからの災害情報提供の方針
受信にはカーナビ端末に専用のソフトウェアを搭載必要でメーカーに協力要請とあり、もう少しかかるのかな?。
デマに惑わされないために、集まった情報がすべて同じ文章、画像の場合、デマか確認。
地震 が○時間後、○日発生する。具体的な数値が出ることはない。 なるほどとですね。

もう少し詳しい対策が、インターネット上で流れる情報は全て真実とは限らない 警視庁のHPにありました。

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