麒麟がくる★キャストのテーマカラーがあった

文献や現存している当時のものを見るとわかるのですが、戦国時代は日本の歴史の中でもとても派手な色が使われていた時代です。オスの孔雀(くじゃく)がカラフルな羽を広げて自分をアピールするように、戦国の武将たちも原色など派手な色彩を好み自分たちをアピールしていました。さらに監督からの「4K放送なのだから、カラフルな映像にしたい」という要望もあり、衣装は全体的にビビッドな色彩をふんだんに使ったとても華やかなものになっています。

出典:NHK HP 黒澤和子さんのインタビュー

明智光秀(十兵衛):長谷川博己

ブルーとグリーンで、笹の葉を一つ一つ工房で型染めしました。
若いうちは、風のイメージを持ち、はじめは、ヒラヒラの生地で、年を経て硬めの生地になるそうです。

大地に根を張る光秀の母・牧:石川さゆり

テーマカラー:緑と青

美濃のマムシと恐れられた男・斎藤道三:本木雅弘

テーマカラー:赤と黒 家紋“二頭立波”が入っているものも(幕に入っています)

道三の長男・斎藤義龍(高政)(よしたつ/たかまさ) :伊藤英明

テーマカラー:赤土色

尾張の若きうつけ者・織田信長:染谷将太

テーマカラー:黄色 柄:稲妻をイメージ

信長の妻、道三の娘・帰蝶 (光秀のいとこ):川口春奈

着物にも蝶があしらってあってかわいい

悲劇の剣豪将軍・足利義輝:向井 理

テーマカラー:派手な紫系

戦国最大の梟雄・松永久秀 (まつなが ひさひで) :吉田鋼太郎

テーマカラー:花火や火花など華やかな色

麒麟の到来を待つ戦災孤児・駒 :門脇 麦

テーマカラー:オレンジ 当時は糸車を駒と呼んだので糸車の柄

京の医師・望月東庵 (もちづき・とうあん):堺 正章

かけ事が好きなので、ツキがあるように背中に月見ウサギの柄 ピンクのマフラー
東庵の家のあちこちに、ラッキーキャラクターのウサギがいるそうです。

神出鬼没の三河の農民・菊丸:岡村隆史

農民なので、ひょうたんや大根の柄

キャストのテーマの色、柄などあるそうで、気づきながら見るのも楽しそうです。
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