麒麟がくる 第3回 美濃の国 |道三と頼芸が確執▽あらすじ感想

NHK 総合 2月2日放送

夫を亡くした帰蝶(川口春奈)は明智荘を訪ね、光秀(長谷川博己)や駒(門脇 麦)らとつかの間の気の置けないひとときを過ごし、笑顔を取り戻す。一方、道三(本木雅弘)は、より操りやすい土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護として擁立しようとする。内心、道三のことを嫌う頼芸は、高政(伊藤英明)に自分が実の父親であるかのようにほのめかす。

出典:NHK HP

美濃の実権をめぐって斎藤道三と土岐頼芸が確執

今日の話は本能寺の変(1582年 天正10年6月2日)の35年前 天文16年(1547年) 秋
室町時代、美濃の守護である土岐氏は、清和源氏である源頼光の子孫で、名家として、絶大な権力があったが、一族の内紛は絶えず、 土岐頼芸(尾美としのり) らが争いを始め、権勢が衰えた。

若き守護、土岐頼芸 の甥 土岐頼純(矢野聖人)が、斎藤道三(本木雅弘)に毒殺された。
夫を亡くした帰蝶(川口春奈)は明智荘を訪ねた。光秀(長谷川博己)は先の戦いでけがをした、藤田伝吾(徳重聡)の替わりに、野良仕事を手伝っていた。
光秀の仕事がなっていないと、菊丸( 岡村隆史)が現れた。薬草を求めていた、駒(門脇 麦)は、菊丸に場所を教わっていた。 帰蝶がリスを捕まえる時足にけが。 帰蝶が 光秀の館で、駒に治療を受けながら、牧(石川さゆり)と子供の頃の話や、美濃に伝わる狐女房の説話で、盛り上がる。戻ってきた、光秀に、夫の頼純が死んだことについて、どう思っているか尋ねる。

土岐頼芸は 守護代の道三 に助けられ、隠居同然の守護職に戻っていた。 道三 と長男の高政(伊藤英明)は、 相も変わらず鷹を描いてる頼芸を尋ねていた。帰り際、 深芳野 (南果歩)は元気かと尋ねる。母 深芳野は、頼芸の愛妾だったが、道三の妾となっていた。
土岐頼芸は織田信秀(高橋克典)に使者を送るよう話した。
稲葉山城に戻った、高政は深芳野に会っていた。「嫌らしいお方だ。人の気を引くようなことをいつまで。」後ろで聞き耳立ててる道三。義龍は「自分は道三ではなく頼芸の子なのでは?」と尋ねる。「そなたの父親は、紛れものう殿じゃ。」道三が、現れる。

菊丸と が薬草採りに。
光秀と義龍は 、取るに足らんものとして、鉄砲が使えるか、調べろといわれた。
「国を治めるには、国衆の力が欠かせぬ。父上は、そういうもの達を力で抑えてきた。 土岐頼芸様は、父上を見限っている。当てにしているのは、 わしだ。父上に代わって、国を支える。その折には、力になって欲しい。どうしたらこの国を治めていけるか。」
「しかと、受け賜った。どうしたら良い国に、麒麟がくる国に。」鉄砲が撃たれた。

尾張古渡城の織田信秀の元に、土岐頼芸から、守護代の斎藤利政(道三)を倒し尾張と手を結びたいと使いが来た。
今川義元が大軍で、駿河より三河に攻め入った。(小豆坂の戦い)

感想

本能寺の変(1582年)の35年前、 夫を亡くした帰蝶は明智荘を訪ね、光秀や駒と会う。美濃の実権をめぐって斎藤道三と土岐頼芸が確執。
光秀達の衣装、相変わらずカラフルです。なんかペラペラに感じます。一方、道三達の衣装は、重厚です。絵鷹の絵を描く土岐頼芸 、くせ者でした。若すぎる人が少ない大河、最高です。