オーストラリアの大規模森林火災、その後どうなったか、気にかかり、海外のニュースサイトが確実だろうと、見てみました。
豪コアラ災難、森林火災の脅威が一転ずぶぬれ 洪水の危機
【2020年1月17日 AFP】 (記事はこちら)
オーストラリア東海岸で17日、数か月にわたり猛威を振るう森林火災の脅威にさらされていたコアラたちが一転、豪雨でずぶぬれになり、今度は洪水の危険に見舞われている。間一髪で救出されたコアラもいる。
出典:AFP
ニューサウスウェールズ州の消防局によると、火災の件数は数日前に100件を大きく上回っていたが、18日は75件に減少した。「多数の火災現場に雨が降り続けている」とした上で、穏やかな雨と気温の低下が、残る火災の消火活動に役だったと説明した。
両州はオーストラリア近代史上最長級の干ばつに見舞われてきたが、一部地域では17日と18日、過去10年分以上の降水量を上回る雨が降った。
ニューサウスウェールズ州南部とビクトリア州では、森林火災が引き続き制御不能となっているが、19日と20日に大雨が予報されており、こちらの火災の一部も鎮まるのではないかとの期待が高まっている。(c)AFP
オーストラリア・メルボルン(CNN) 記事はこちら
大規模な森林火災が続くオーストラリアで、南東部のニューサウスウェールズ(NSW)州など一部地域に激しい雷雨が発生し、待望の大雨をもたらしている。
出典:CNN
NSW地方消防局は17日、「これがあと何日か続くことを祈る」とツイートした。
同局によると、州内ではほとんどの火災現場で過去24時間の間に雨が降った。それでも消火には至らず、今も82件の火災が続いていて、うち30件は食い止めることができていない。
予報によると、雨はあと数日続く見通しだが、地盤が乾燥している地域では鉄砲水が起きる恐れもあるとして警戒を呼びかけている。
まとまった、雨が降ったようです。
他にも、森林火災の煙が世界を一周するほど広がっている。
火災の煙ははるか上空に達し、地球大気のうち地表から2つ目の層にあたる成層圏に届くほどになっている。
オーストラリア森林火災、動物の犠牲は5億匹。
イギリス領時代に持ち込まれ野生化したラクダが数を増やし、干ばつのため水を求めて人里に現れ駆除対象になり、 野生化したラクダが何千頭も射殺されている。
ラクダは地域のインフラに損傷を与え、在来の植生を脅かすばかりか、水源地を汚染したり、先住民の文化遺産を破壊したりする。死骸は大きな汚染源となり、ほかの動物や鳥が飲みにくる水が汚染される。
本州の面積の半分弱が消失したとか、南アメリカまで、煙が届いているとか、もう世界の終わりが近づいたと、不安になります。
首都圏浸水の危機シナリオ、荒川氾濫なら被害90兆円規模に
[東京 17日 ロイター](記事はこちら)
東京都心を流れる大型河川の荒川が氾濫した場合、家屋浸水やサプライチェーンのマヒなどによる経済的被害は累計で90兆円に上るとの試算もある。
出典:ロイター
さらに、被災してしまうと、元の経済規模への復旧が容易でない。神淡路大震災後、神戸港が全国に占める輸出シェアはかつての12%前後から15年後には7.6%に低下。東日本大震災では、東北・関東の沿岸浸水地域の鉱工業生産額は4年経過後も減少が続いた。
大変な数字です。具体的な数値出てくると、被災してしまうと立ち直る事が大変です。