Eテレ 2022.10.21
山登りを始めたい人の準備
靴はミドルカット 指1本の余裕のあるサイズ。バックパック 背負って楽になるシステムを搭載したものを。レインウエア・体作り
実際の山歩きの注意するポイント、歩き方、 花・霧・休憩・トレッキングポール・下りは靴ひも足首きつく締める・分岐に注意。自身に合ったプランで。
押切さんの山歩き
【ゲスト】押切もえ 【講師】橋谷晃
【司会】賀来千香子,小澤康喬【語り】堀内賢雄
山登りを始めたい人の 準備編
ゲスト 押切もえさんです。
(押切) 登って感動したのが富士山とかなんですけど 旅先でも1~2時間で登れる山を探して 登ることが多いです。草花を楽しむことができたり 身一つで自然と一体化できるのが本当に いいと思います。
そんなゆる登山を始めてみたいという方を取材しました。どんな準備が必要なんでしょうか?
都内に住む 後藤敦子さん。夫と3人の子どもとの5人暮らしです。ここ数年で山歩きへの興味が
出てきたといいます。
(後藤)コロナが始まってから全然 外に出る機会がない。人と会う機会もない。景色を見ることもない。自然に触れることも なかったので 自然 見たいなと思って 山 登ってみたいです。
しかし ハイキングなどの経験もなく 自分に山登りができるのか 少し不安があるといいます。
今回 山歩きの指南役に なって頂くのが 山のガイド 橋谷 晃さん。
オールシーズン 日本各地の山を案内してきた ベテランです。
橋谷さんが 後藤さんに そろえる登山用具について アドバイスすることに。
(橋谷)山は初めてですか?
(後藤)そうなんですよ。 だから不安で。
(橋谷)今日は その準備として いろんな道具をそろえていきましょう。
後藤さんが使えないかと持ってきたのは 家にあったリュックサックです。新しいもの買わなくても活用できるものが たくさんあります。
せっかく そろえるんでしたら こんなものを…というものを 紹介していきます。
靴はくるぶしより上を包むミドルカット 指1本の余裕のあるサイズ
まずは靴選び。登る山のレベルに応じて さまざまなタイプがあります。
・スニーカーのようなローカットタイプは 靴底が比較的 柔らかく 旅行や軽めのハイキングに
・くるぶしより上を包むミドルカット。靴底は やや硬く ハイキングから本格登山に適した一般的な登山靴です。このタイプの靴がこれから山登りを始めたい人におすすめだといいます。
そのフィッティングの方法は?
(橋谷)サイズ感 …つま先側に ちょっと トントンと寄せて ひざを曲げて 指が1本ちょうど きっちり入るなぐらいの大きさが 適当な大きさです。
靴ひもの結び方…つま先側に空間を取り 指先が靴にぶつかり 靴ずれや爪を傷めないようにします。
靴ひもは つま先から丁寧に締めしっかり横に引っ張ります。足首を締める時は 靴ひもは上から 下へ 留め具に引っ掛けるようにします。
バックパック 30リッターぐらいのものが 背負って楽にするシステムを搭載
登山用のバックパックのサイズは さまざま。
容量20リットル以下の日帰り用の小さめのものから 山で宿泊する時に使うような50リットルを超えるものまであります。
おすすめとしては 30リッターぐらいのもの、ある程度の大きさのバックパックの方が背負って楽にするシステムを搭載しています。
その主な機能
・お尻の上の部分で しっかり支え 肩の負担を和らげる ヒップベルト。
・ショルダーベルトの長さを調節し 体に引き寄せ 安定させる ショルダーストラップ。
・バックパックを背中にフィットさせ 揺れを防ぐショルダースタビライザー。
・中の荷物の隙間をなくし バックパックの 揺れを抑えるコンプレッションベルト。
そこで 5キロのおもしを バックパックへ入れ 後藤さんが背負い 調節してみると
(後藤)安定感ありますね。背中とくっついている。
(橋谷)体との一体感があると思うんですね。
ここで後藤さんが持ってきた 旅行用のリュックサックにも同じ5キロのおもしを入れて 背負うと 荷物を肩と背中で支えることになり 重心は後ろに。
登山用のものは 体の他の部分も使って 支えることができ 荷物の重さが分散されます。
レインウエア
登山用のウエア 特に大切なのが レインウエア。
天候が崩れやすい山 突然 雨風に見舞われることも少なくなく 濡れた場合 体温が下がってしまう。
汗をかいた場合も シャツの素材によっては 冷えてしまうことも。
そこで山で着るレインウエアは 汗などの湿気を逃がす透湿防水素材を使ったもの、下に着るシャツなどは速乾性素材のものが基本です。
また シャツやフリース 薄手のダウンジャケットなどを重ね着し 温度に合わせた調整を行います。
そして橋谷さんが山の必需品だというのが ヘッドライト。何かで遅くなってしまって 暗くなってしまうときのためです。
さらに用意してほしいのが 地図とコンパス。現在地や 行くルートを確認。道に迷った時などに なくてはならない必須アイテムです。
(橋谷)最近は携帯で 自分の現在地が ここというのが出てきます。 是非 活用して頂きたい。安全に つながりますから。 携帯電話の場合 電池切れたらアウトです。そこでコンパスの北と地図の上を合わせて
位置を 確実に確認できる手段を持っておくことが安全に つながります。
体作り
あとは実際 体作り、そんなに頑張る!みたいな感じじゃなくて いいですから 1日10分だけ体を動かしていただければ いいと思います。
その後 後藤さんは 橋谷さんに教わったスクワットなど 脚の筋肉のトレーニングを行い山歩きに向けての準備を始めました。
(賀来) 何かね 後藤さんと一緒に自分も 準備してるような気持ちになってきて。靴の履き方のところで押切さん 大きくうなずいてらっしゃいましたね。
(押切)すごく分かります。実際 下山の時に衝撃がかかりすぎて 足の爪が傷んだこと たくさん あって。ちゃんと靴ひもを締めると その靴が フィットして 脚が驚くほど軽くなったりとか。やっぱり道具をきちんと使う。計算されてるものをきちんと使うってことが こちらの体力の温存につながるのですごく大切だなって感じました。
VTRにも ご登場頂きました 山のガイド 橋谷 晃さんにも加わって頂きます。
(橋谷)もちろん ふだん運動してないよりは して頂いたほうが いいんですけれども その方に合ったプランを立てて楽しむ というのが大切だと思いますので、山歩きって 山頂に行くばっかりが 目的じゃないですから そこに行くまでの間も花畑とか これからの季節 紅葉とか 1時間だけでも歩く。そんな楽しみ方も できますから どなたでも楽しんで頂けるんじゃないかなと思います。
(賀来)どんな山に登ればいいのか 初心者は どういったことをヒントに 目的地を決めれば よろしいですか?
(橋谷)コースの長さ、初めてでしたら コースタイムにして4時間以内。 標高差にして およそ500m以内ぐらいから 始められると体力的にも 気持ちの余裕も出てくると思います。
その他にも コース選びで重視するのが季節 気温。自然には旬があるんですね。
例えば 3月の いわゆる里山 秩父のほうで 桃源郷のような すばらしい風景が広がってますが、真夏には あんまり花は咲いてなくて むしろ熱中症を心配しなきゃいけない。
暑い時期でしたら 高原のハイキング おすすめです。初心者は どうしても低山からというイメージあると思うんですけれども 時期によっては 乗り物で ある程度の高さまで行って そこから ちょろっと楽しみができる場所もたくさん あります。
(賀来)それも いいですね。 ある程度の所まで行って 楽しむというのも。
(橋谷)もちろん時期を選んでですけれども いわゆる絶景 「すごいな もう これ とりこになっちゃう」という風景に 出会いやすくなると思います。
(押切)ご褒美がある所をよく選んでいます。 例えば山頂に記念のオブジェがあるとか そこで写真を撮ったら分かりやすいなとか 思い出になるなという場所とか 温泉があったりとか。
あとは 自分の体力と 一緒に登る人の体力が結構 大事ですね。今だと母と登るとか 子どもと登るとか。 私は行けるけど 子どもが 飽きちゃうだろうなとか考えると 何か 自動的に決まってくるというか。
実際の山歩き編 注意するポイント
2人が向かったのは長野県東御市。標高2, 000メートルの所にある 山の入り口まで車で向かいます。
今回 歩くのは 火山の火口原に広がる池の平湿原のエリア。スタート地点から起伏の富んだ道を歩き
眺望の良い見晴岳を目指し、最後 下って湿原を通って戻るルートです。
スタート地点へ到着した2人。 すばらしい風景で 空気から違います。これから歩いていきますけれども
なので バテないための歩き方を。
のぼりの歩き方
NG … 前のめりになり 歩幅が大きい歩き方。 ももに負担がかかり疲れやすい。
上体を起こし 腰から前へ 足裏を真下へ 小股で
脚を前に出すんじゃなくて 腰を前に出す。腰が出ていって 脚がその真下まで ついていく。
で 足裏全体を真上から真下にジワッと押すというイメージで、足裏を真下に 姿勢をただし 腰から前へなるべく小股で、上に引っ張られるイメージで歩くとのぼりが楽に歩けるそうです。
下りの歩き方
急な斜面では腰が後ろに引け 恐る恐る 脚から出す歩き方になりがち。これだと バランスがとれず
滑りそうになります。また くだりは スピードが出やすいので 大股になり 着地の衝撃を受けやすくなります。
上体も起こし 腰から前へ小股で 歩くようにします。
出発 花・霧・休憩・トレッキングポール
しっかり準備体操をしたら 出発。最初は なだらかな のぼり道。5分ほどたつと 汗 出てきました。
しかし そんな時に気持ちを軽くしてくれるのが山の花。
(後藤)わあ 何か景色が開けたと思ったらお花が たくさん。
群生していたのは イワインチン。高山の岩場に咲く秋の花です。山歩きの楽しみの一つは こうした花や鳥などとの出会い。季節を感じさせる花がいくつも見られました。
山を歩いていると自然の力強さを感じることも。横に倒れた幹から枝が いくつも 上に向かって伸びているカラマツ。
登り始めて 20分ほど たった頃 霧が出始めました。
(橋谷)おそらくふもとはずっと晴れたまま。ふもとからみてると 山に雲がかっかっているなという状態、山って雲が湧くところなんです。
山の天気は 平地と大きく異なり 湿った空気が上昇し 雲となり 雨を降らせることも。晴れていても レインウエアが必要なのは こういうことがあるからです。
起伏に富んだ道を進んでいくと、岩場に出ました。足がくねりそうになる岩場は 足首を固定してくれるミドルカットの靴が効果を発揮します。
さらに進むと 眺望の良い場所に出ました。下に広がる 緑の美しい池の平湿原です。
休憩のポイントは 疲れきる前に行うこと。水分と栄養補給を行います。休憩の時間は下山の目標時間を
頭に入れてとりましょう。全行程で1時間半の余裕を持っておくといいそうです。
このポイントには何時に出ていかなければ いけないというのを あらかじめ決めておいてください。
そして再び出発。しばらくすると 急な のぼり道となりました。
ここは ちょっと急ですからトレッキングポールを使ってみましょう。
その使い方
(橋谷)まずは バンドに下から手を入れて バンドとグリップを一緒に握って頂きます。 下に突いた時に
グリップ握ってなくても バンドに力がかかるようにします。
ポイントは 腰の横に持ち 体の軸に沿って 地面を突く。ポールを使うことで体を押し上げることができます。体の前のほうで使うと 腕に負担がかかり効率が よくありません。
トレッキングポールは引いて使うんじゃなくて 押して使うんだというイメージですね。
手が なるべく前に出ないように 腰の脇ぐらいでキープして。
また大きな段差では 2本のポールを一度に突き体を上に移動させやすくします。
目的地とした 見晴岳の山頂到着。眼下に広がるのは長野県小諸市。大きな自然の中に小さく見える人の営み。
(橋谷)広い景色を見ると こっちまで 気持ちが広くなってきますね。
(後藤)やった!あ~ 気持ちいい。
(賀来)後藤さんの気持ちのよさが伝わってきますね。
(押切)何か やっぱり心も成長する趣味だと思うんですけど、山登りの間に いろんな思いになる
自分と向き合える すばらしい体験だなと思いました。
(橋谷)まず一つ 認識しておいて頂きたいのは 平地と山との気温の違いですね。標高が 100m上がると気温は0.6度下がるという法則があります。ですから1000mで6度 下がるわけですね。
夏山 行くと快適だったりするんですけれども 準備をする時に そのことを頭に入れて フリース持たなきゃとか ダウン持たなきゃって用意して頂けるといいと思います。
事前の準備として 入山届ですね。 これは万一 あれ?帰ってこないよってなった場合に じゃあ どの山 行ったの? どういうコースで行ったの? ということが分からないといけないので。今 ネットからでも入山届を出せるシステムがあります。必ず届けを出して 最低限でも お友達とか ご家族には どこ行って こういうコースだというのを 残して行って頂けると 捜しようがありますので 必要かなと思います。
山ご飯・下り・靴ひも足首きつく締める・トレッキングポール使う・休憩・分岐に注意
続いて後藤さんの山歩きの後半に参りましょう。下山するまでが山登りです。
山歩きでのお楽しみ「山ごはん」の時間です。
山ごはんのポイントは道具や材料の持ち運びが容易で短時間で調理ができること。ゴミは持ち帰り 調理のゆでこぼしにも注意。自然環境や そこに住む動物に影響を与えないようにしましょう。
さて この日の山ごはん ペスカトーレ風のリゾット まず鍋へ トマトジュースを入れます。
鍋を火にかけ コクを出すため トマトソースを追加。チューブのにんにくを少々 レトルトごはんを入れ 混ぜ合わせます。そこへ ほたてや あさりの缶詰を汁ごと加えます。筋肉を使う山登り食事で たんぱく質を補います。さらに マッシュルームも加え 黒こしょうとバジルを加えれば 僅か10分で海鮮トマトリゾットの完成です。あったかいものって 疲れとれますよね。
食後 気温が少し下がり始めました。用意していた衣類で温度調節を行い下山の準備です。
ここで もう一つ知っておきたいのが靴ひもの結び方。のぼりとくだりで結び方に違いがあるんだそうです。
(橋谷)のぼりは 足首から上って そんなにきつく締めなくても いいんですよ。その方が むしろ足 楽ですから。くだりって 足が前へ前へと押されるので 当たって痛いことがあるんですね。それを防ぐために いつも つま先に空間が空いているように 足首をしっかり締めることによって 足をこれ以上 前に行かせないということが大切になってきます。
のぼりは緩く くだりはきつく 足首の締め方を変えることが ポイントです。
さらに下山時に有効なのがトレッキングポール。まず ポールの長さは のぼりより少し長くしておきます。
くだりこそポールが生きるんですよ。というのは 実はのぼりより くだりのほうが脚の筋力って使ってるんです。何に使うかっていうと 脚を下ろす速度を太ももが調整してくれてるんです。その時 このポールを突いてあげることによって 脚の落下速度は自由自在になり 筋肉がとっても楽なんですね。同時に着地も ゆっくりになりますからひざも楽になります。ポイントは体の脇にポールを突いて 脚を下ろすこと。
山を下りる時こそ 転んだりひざを痛めたりするリスクがあるので慎重に下りましょう。
下山時には こまめに休憩をとりましょう。 足の疲労を和らげて ケガを防止しましょう。体調を整えながら歩くことが 一番大切です。
分岐、 道迷いは下りが多い。 登りは山頂という1点を目指すのでどっちから行っても 上に上に行けば山頂に近づく、下りは 知らず知らずのうちに ぜんぜん違う方に下ってしまい 明るいうちに着かないことが出てくる時がある。迷った時は コンパスと地図で 位置を確認し 進路を確かめることが大切。
しかし場所によってはコンパスを石の上に近づけると正確に北を指さないことがあるんです。
これは火山岩に含まれる磁気を帯びやすい鉱物が含まれているために起きる現象。必ず地図とコンパスは
手で持って見るようにしましょう。
くだりきったら 池の平湿原に向かいます。 距離は 3.5キロほどでしたが ゆっくり時間をかけ 山のさまざまな景色を見ることができました。
(後藤)全然 思ってたよりも すばらしくて 山登り またしたいなって 今から思ってます。
(押切)後藤さんの すがすがしい表情がすてきですね。
自身に合ったプラン・救急セット
(橋谷)山に安全に登るために、一番大切なのは ご自身の体力 経験に見合ったプランを しっかり下調べして 立てることと思います。
特に かつて ちょっと歩いてた方が 久しぶりに行ったら 昔は もっと歩けたはずと いうことも多いようですから ふだんから努めて体を動かしたり歩くよう努めることも大切だと思います。
そのほかに けがをした時に備えて救急セット ばんそうこう、包帯、炎症を抑える薬。傷口を洗う水。
シャワーヘッドになるように 穴をあけたペットボトルの蓋、救助が必要な時に使う笛 保険証も携帯しましょう。初心者は1人での行動は避け慣れた人と一緒に行くようにしましょう。
押切さんの山歩き
(押切)私は フルマラソンの経験があるんですけど、何か ゴールを設定して それまでに頑張っていくということが結構 好きで 山登りも すごく それに匹敵するので始めたのが きっかけですね。
何かその時の自分に打ち勝つというか 頑張ってみるというのがいいなと思って。
押切さんが槍ヶ岳に登った時の番組があります。
こちらが 10年前に押切さんが登った 標高3, 180メートルの槍ヶ岳です。
(押切)難易度の高いルートにチャレンジすることになりました。
あっ ライチョウ!
1日では無理なので山莊に2泊しました。
きれいな青空で 登頂日和で 穂先という100メートルの高さの頂上を目指します。高いとこにね 人が見えましたね。また すごい所に行きましたね。
(押切)落ちたら どうしようとか 怖くなってしまった所もありました。本当に絶景で 登ってきた道のりで
味わった思いが一気にあふれて すごく感動しましたね。
(賀来)山のだいご味は どんなところにあると感じてらっしゃいますか?
(押切)やっぱり自然に抱かれる心地よさと感動と あと経験してみて分かる自分の小ささとかですかね。
そこと向き合える ちょっと登る前と 登ったあとでは 自分の身も心も変化 成長しているのかなって
感じられるところだと思います。
(橋谷)山の自然の中って すごくシンプルなので ものの考え方がすごくシンプルになってくるんですね。
だから何が自分にとって一番大切なのか それが見えてきやすいのが 山なのかなという気がしてます。
ゆる登山 本当に自分の心から楽しんでほしいなと思います。で 登ったという結果も 確かに すてきなんですけれども それと同等に そのプロセスを 楽しんで頂けると 一生 続けられる楽しみになると思います。
▽まとめ&感想
私も誘われて ちょっとしたハイキングで山に登り つま先が痛くなりました。指1本の余裕のあるサイズが必要なんですね。バックパック楽に背負えるもの あるんですね。トレッキングポール、スキーのストックで代用しましたが 下り 楽になりました。たまに ロープウエーで上まで行って 少しだけ登山気分程度楽しみたいです。