あしたも晴れ!人生レシピ★しあわせ おいしい!“だし”ライフ▽こんな話

Eテレ 2023.3.24
日本料理家の野崎洋光さん流 簡単な だしの取り方で 素材を3回生かす方法☆
365日 だしライフを楽しむ 梅津有希子さんはフレンチトーストなどにもだしを活用。減塩など健康に☆だしで人生が変わり、飲むだしの開発を手がけた 阿部恵里子さん

【ゲスト】IKKO 【講師】甲子園大学 学長 伏木亨
【司会】賀来千香子,小澤康喬【語り】堀内賢雄

日本料理家の野崎洋光さん流 簡単な だしの素材を3回生かす方法

だしは、かりゅうやパックが便利ですが、自分でとっただしを料理に生かせばうまみが一段とアップします。あるアンケートで 10代から60代のおよそ1,300人に「だしをとったことがありますか?」と聞いたところ、「とったことがない」と答えた方が 32.9%。ほぼ3人に1人ということでした。
ゲスト IKKOさんです。
私の感覚の中で ちょっと何か足りないなって思った時に 一番 助かるのが しいたけだしなんです。しいたけだけは 2時間ぐらい 少しずつ少しずつ煮込んで 濃縮でだしをエキスをとって おそうめんとか食べる時に、何倍かに希釈したもので お水の代わりにちょっと薄めたりするんです。そうするとちょっと一段といい感じに 昔 食べた味になるかな。

日本料理店 総料理長 野﨑洋光(のざきひろみつ)さんは 伝統を踏まえながら今に合った料理を提案し続ける和食の達人です。おいしくて簡単なだしのとり方を教えて頂きました。
(野﨑)だしをとるっていうと とてつもなく難しいと思われるでしょうけど、本当はすごく簡単なんです。だしの素材を3回生かす「だしの三段活用」です。

昆布とカツオの合わせだし

■昆布とカツオの合わせだしは いろんな料理に使いやすい。
用意したのは 昆布8g、かつお節10g
●1回目 ポットの沸騰したお湯を1リットル ボウルに移します。そこに昆布とかつお節を入れて1分間おく。実は お湯をポットからボウルに移したことが おいしいだしをとるためのポイントです。
ポットが大体90度から100度ぐらいの温度を持ってます。で ボウルが冷たいので 入れることによって温度が下がっていく。だしをとる時の適温は大体80度前後だと思ってください。かつお節が沈まない 浮いていない中間の状態になります。
80度前後という適温は野﨑さんの長年の経験から得たもの。80度以上だとえぐみ 渋みが出て 80度以下だと味が薄く物足りない。1分たったら ザルにキッチンペーパーを敷いて こします。
●2回目の活用。
素材に まだ残っている うまみを引き出し、もう一度だしをとります。お湯の量は半分の500ミリリットル。そして抽出時間を5分に増やします。こして完成です。
合計 1.5リットルのだしが とれました。野﨑さんによれば この2種類のだしはあまり うまみには違いがないそう。そのため 混ぜて使います。野﨑さんの考える おいしいだしは濃すぎないということなんだそう。
「必要性のあるうまみだけでよい。必要でないうまみは入らない。うまみが強すぎる(濃すぎると)おいしく作れなくなる。お吸い物や煮物を作るときに 相手の食材から味が出るので ちょうどよいおいしさになる。だし 調味料 素材の三位一体になることがうまい

油揚げとネギの柳川風 そのだしを使った料理。
<材料 3人分>ごぼう 50g、しいたけ3個、ねぎ(青い部分)2本、油揚げ1枚、卵2個、だし160ml、うす口しょうゆ20ml、みりん20ml
<作り方>フライパンに ごぼう しいたけ 青ねぎ油揚げを入れ 強火にかけ、そこに先ほど とっただし うす口しょうゆ とみりん を足したものを入れます。具材に火が通ったら 卵を回し入れて完成。お好みで さんしょうを振ってください。
だし 調味料 素材が調和し合うことで上品なうまみが口に広がります。

●3回目は だしがらを有効活用。細かく刻み ポン酢につけておくとちょっとした常備菜に。薬味などを加え ごはんに のせてもよし。釜揚げうどんに混ぜてもおいしいそうです。

煮干しだし

みそ汁や うどんなどに適しただしですが とり方によっては生ぐさい臭いが気になることも。野﨑さんは その臭いを抑える方法を教えてくれました。
●1回目 25グラムの煮干しと1リットルの水を用意。お店で使うだしは 品よく仕上げるために頭とはらわたを取りますが、家庭料理の場合は そのまま使って問題ないといいます。3時間ほど つけておけばうまみが十分に出ます。
煮干しのうまみ成分であるイノシン酸は水にすぐに溶け出します。一方 嫌な臭いの原因となる脂はなかなか水に溶けません。水に浸すことで 嫌な臭いを抑えたままうまみを引き出すことができるのです。3時間後 ザルで こして最初のだしが とれました。

煮干しだしを使って 野﨑さんが作ってくれたのは 上品なお吸い物
<材料 2人分>はんぺん1/2、菜の花2わ、わかめ40g、煮干しだし300ml、うす口しょうゆ小さじ2強 、酒小さじ1  みりん20ml
<作り方>はんぺん わかめ 菜の花を具材にうす口しょうゆと酒で味付けしました。
煮干しだけで かつおを使わなくても いけるってことも知ってほしい。

●2回目は 水1リットルに先ほどの煮干しと昆布を加え、違う風味のだしを作ります。熱を加え 煮干しに残っているうまみを引き出します。沸騰したら アクを取り こせば完成です。
煮干しと昆布をミックスしただしは味が しっかりしているので みそや しょうゆなど濃い味の調味料と合わせて使うとよいそう。
●3回目 2回だしをとっても まだ煮干しに味が残っているので 炒め物に使えます。ねぎと しいたけを一緒に炒め うす口しょうゆで味付けをしました。

このだし どれくらい日もちするのでしょうか?
「冷蔵庫に入れると3日くらいもつが もたせることを考えない方がいい。天然だしは1日ごとに味が落ちうまみ・風合い・香りがなくなる。その都度 だしをとって楽しんでください。」

食品栄養学に詳しく 長年 だしの研究をされてきました 甲子園大学 学長 伏木亨さんです。
・アミノ酸系 - グルタミン酸…昆布
・核酸系 ー イノシン酸…肉系・魚・かつお節
     ー グアニル酸…シイタケ
アミノ酸と核酸が一緒になるとうまみが増す。舌の先に うまみのセンサーがあり アミノ酸系と核酸系は別々の場所にくっつくんです。先に片一方が くっつくと そのセンサーの形がちょっと変わり 次に来るアミノ酸系のやつをガチッと捉えてうまみがずっと続く。

世界の中で誰もが はおいしいです。脂 どの国の人も好きですよね。
新生児の上に いろんな味の溶液を順番にポトポトと落としていったんです。砂糖に対してはニコッと笑います。それから酸っぱいもの あるいは苦いものに対しては 露骨に嫌な顔する。だしの溶液をポトッとたらすと 薄い時にはそうでもないんだけど ちょっと濃くしていくとニコッとするんです。まだ食体験がないにもかかわらず だしの味をすごくおいしいと思ってるというのは 先天的としか言えないですね。

毎日 だしライフを楽しむ 梅津有希子さん 減塩で健康に

自分でとっただしを毎日 使って食を楽しんでいらっしゃる方です。
ライターの梅津有希子さん。だしの取材をきっかけに その魅力にはまり 以来だしライフを楽しむ本を出版しています。
冷蔵庫にいつも常備しているのが昆布だし煮干しだししいたけだしです。
だしのとり方には梅津さんのこだわりがあります。
昆布だしで大事にしているのは分量。必ず量をはかってから水に入れています。水1リットルにつき 昆布20グラムが梅津さんの基本分量です。多いほどおいしいけれども 毎日使うのでこの分量です。冷蔵庫で二晩置きます。一晩 置いた時より しっかりしただしが出ると感じたからです。
常備しておくと いつでも何でも作れるという安心感があります。いちいち 昆布だしをとってから料理を作ろうとすると 時間もかかり 心理的なハードルも上がるといいます。
煮干しだしは 水1リットルに対して煮干しが30グラム。手間がかかるので頭や はらわたを取りません。さらに おいしく使うため 料理に使う直前に5分間煮るのです。この水出しの状態でも十分おいしかったんですけど より濃い煮干しだしがとれたんです。
しいたけだしの こだわりは小さなジャムの空き瓶を使うこと。3枚の干ししいたけが つかる量の水を入れて 冷蔵庫で1晩おきます。しいたけだしは少量でいいのでちょい足しに使います。
かつおだしをとる時に使うのは コーヒードリッパー小分けパックのかつお節。作り置きせず 料理のたびにとっています。かつお節は空気に触れると酸化し味や香りが損なわれていくので 小分けパックを使い切ることで 毎回新鮮な香りが楽しめます。4.5gパックの場合 お湯は150ml 蓋付きのドリッパーを使っているのでしっかり蒸らすことができ うまみの濃い かつおだしがとれます。およそ2分間蒸らします
朝 梅津さんはドリップのかつおだしで 1人分のみそ汁を作ります。かつおだしだけで十分おいしいんですけれど さらに冷蔵庫の昆布だしを加えたほうが もっとおいしくなります。全然 違います。かつおと昆布の合わせだしに具材を入れてひと煮立ちしたらみそを投入。
みその量は大さじ半分もありません。だしライフを始める前と後ではみそ汁に入れる みその量はおよそ⅓に減りました。それまでの量だと しょっぱく感じるようになったといいます。特に減塩を意識した食生活してるわけじゃないんですけど明らかに塩分減りました。
以前は炒め物が多かったという梅津さんの食生活が だしライフで大きく変化。温かな鍋物や汁物、煮物 だしで炊き込むごはんなど 濃い味付けをしない料理が増えたのです。
よく作るのは 冷蔵庫にある食材をだしで煮込むだけの「だしポトフ」。(鶏もも肉、白菜、シメジ、シイタケ、厚揚げ、薄口しょうゆ) だしの分量は お好みでいいそう。
煮干しだし5分間 煮て 昆布だしを加え 煮干しは鍋から取り出します。具材を入れ 火が通ったところでしいだけだしが登場。風味が強いので小さじで味見しながら調整するのが ポイントだそう。薄口しょうゆを少し加えたのみです。
今度は4枚切りの食パンを半分にカットした梅津さん。なんと かつおだしとパンを組み合わせた料理を作るそうです。ボウルに卵2個を割り入れドリップのかつおだし100mlを入れました。そこにみりん 小さじ1と うす口しょうゆ 小さじ1を足して卵液を作りました。卵液にパンを浸して1晩置きます。翌日 たっぷりと卵液を吸ったパンにバターで焼き目を付けます。牛乳をだしに 砂糖をみりんに変えてフレンチトーストにしました。ふわふわの大きなだし巻き卵みたくなって。だし巻きの味がするフレンチトースト。是非お試しあれ。
10年間も続いている自己流のだしライフ。楽しくおいしい時間が 満足感をもたらしてくれているんだそう。自分が これが おいしいこれなら毎日 続けられるといいます。

野﨑さんと梅津さんで 全く だしのとり方も 大事にしてることも違うように思えたんですけれども これは正解というのはないということなんでしょうか?
(伏木)だしは 香りとうまみで、野﨑さんは香りをすごく大切にしておられるから、短い時間で さっと出してそして香りは出るけれども 他の嫌な味は出さないように やっておられますね。
梅津さんは むしろ非常に力強い濃いだしが うまみが欲しいという たぶん考え方だろうと思うんです。これは どういうだしが自分は おいしいと思うか これによって選べると思うんです。

(IKKO)私 おみそ汁に 絶対 昆布と 煮干しと かつおとかってとるんですけど 最後 絶対 追いがつお。みそで溶いたあとに食べる前に追いがつお するんですよ。出てきて食べる間ぐらいは ずっと香ってるので すごくいいなと思って。
(伏木)おいしいだしをとるコツは、昆布を今使っている2倍くらいに増やすと 少し料亭に近づける。
私 昆布ですごく面白い体験しましてね。ある食品メーカーの人が和風の離乳食を作ってたんです。もっとおいしくしたいというので 京都の料理屋さんと2人で 取りかかったんですよ。私は素人だから 料理屋さんのやり方を見てたんですけど、彼が言ったのは まず昆布のグレードをあげなさい。それで実際に ひとつき後にその依頼者が 昆布だけを替えて持ってきたんです。全てが おいしくなってた。昆布の力ってすごいなとそれはびっくりしました。

(伏木)だしによって減塩につながる 経験しました。一つはですね 京都の料理人さんたちの親しい人たちに 一番だしをそれぞれ もらったんですよ。というのはね 塩分濃度がどのくらいなのかを知りたかったんです。3軒とも 0.64%前後 すごく少ないんです。しかも私たちが塩を足しているのはしょっぱさを足したいんじゃなくて とりたてのだしは香りが ふわ〜っと拡散して ものすごく広がりが大きいんですね。
塩を足していくと キュキュキュキュと縮まって 輪郭ができてくるんです。そうすると結果的にはすごく塩分が少なくても すごくおいしい だしがとれるということになりますね。
だしをとるメリット世の中でおいしいもの3つって言いましたよね。砂糖だしがおいしい。
脂と砂糖しかない国の人たちはどうしても脂の含量が高いし、やっぱり甘みも多いしカロリーが高くなるんですね。ところが だしのおいしさを知ってる日本人とかアジア人は だしを少し増やすことでそんなに脂が多くなくても、あるいは砂糖が多くなくても十分おいしいんですよ。あるいは油脂の摂取量なんかがうんと低くても だしが おいしければ十分 満足できる。そうすると長い目で見た私たちの健康にとってね だしをうまく使うというのは非常に有効なんじゃないかと思います。

だしを飲み物として開発 阿部恵里子さん

だしの魅力を発信しようと奮闘する 阿部恵里子さん41歳です。
だしの味わいに出会ったことで人生が変わったということなんです。毎朝欠かさず飲むのが お茶ではなく だし
だしのおいしさを発信したいと7年前 阿部さんは世田谷区に店 雅結寿(みやび ゆいのじゅ)を開きました。
このだしは コーヒーのドリップパックのように 少し蒸らしてから お湯を注ぐことでより香りを豊かに感じられるといいます。
(阿部)私 おだしで人生が本当に変わっちゃって。まさか自分がおだしの仕事するなんて思ってもなかった。
以前は広告会社に勤めていた阿部さん。仕事が多忙でほとんどが外食。そんなある日 ある割烹料理店で 食前酒の代わりに出されたのが 昆布とかつおの合わせだし
生まれて初めてだしそのものを味わい ショックを受けた。そんな時 知り合ったかつお節会社の社長から 最近は家でだしをとる人が 少なくなっているという話を聞いたのです。
料理に手をかけられないので、コーヒーや紅茶のように 飲み物だったら 手軽に取れると考え、飲むタイプのだしを販売する新規事業を 自分の会社や食品メーカーなどに提案したものの 反応はなかった。
(阿部)私一人「おだし おだし」って言ってて、みんな ポカーンみたいな。でも自分の中では こんなふうな商品があったらいいのに…。もう停められません。このままだと進まないから店舗 借りよう!みたいな感じで店舗を契約しちゃった。

思い切って会社を辞め退路を断った阿部さん商品作り始めた。まず行ったのは 市販されている料理用のだしパックを開封して 飲み比べてみること。パッケージに 材料名「かつお節」と書かれていても いざ飲んでみると 種類や品質の違いなどで 風味に大きな差が出てしまうことを実感します。
そこで阿部さんは飲むだしに適した素材を求めて 全国の産地を回りました。これはと思った会社に素材を粉砕してもらい 商品作り。 目指したのは調味料を一切 加えず自然素材だけで作る 香りとうまみが体全体に広がるようなだしです。
行き着いたのは2種類のかつお節と昆布・しいたけという4つを組み合わせた それぞれの素材のよさを生かし合う配合を見つけ オリジナルブレンドを誕生させた。
34歳の時に満を持して店をオープン。
調味料など他のものを加えれば飲みやすくなる。それは分かっていましたが阿部さんは味を変えませんでした。
支えになったのは数こそ少なかったものの百貨店の実演販売などでそ のよさを分かってくれるお客さんの存在でした。
(阿部)「あなたいい仕事してるわね」と突然言ってくださる方とか、イベントで試飲してて 全然 知らないおばさまが 若い子に「あなた達 こういう本物知らないとダメなんだよ」と、わかってくれる人がたくさんいるはず…。

それから7年徐々に固定客が増えていきました。数年前からは都内のホテルにも商品を納めるようになりました。今 力を入れているのは だしと他の素材を組み合わせるアレンジ商品の開発です。
お茶とかつお節をブレンドしたもの、タマネギ・サワラの煮干し・シイタケ・昆布をブレンドしたものなど。この日は大分で見つけたじねんじょのお茶と だしの組み合わせを考え、息子に試飲してもらい意見を求めます。
だしに出会って 人生がより豊かになったと感じている阿部さん。だしの魅力と可能性をさらに引き出し発信し続けたいと考えています。
(阿部)めちゃくちゃ楽しいですよ 本当に。これと これを合わせたらどうなるんだろうとか。夜な夜な1人で こそこそ試作して追求してみたいと思います。

(IKKO)何か楽しく24時間自分の大好きなことを考えて、それを商品開発してる方って やっぱり すばらしいものができるんじゃないかなと思って、見てても何かすごく引かれますよね。

それでは阿部さん特製の4種類の素材をブレンドした だしをご用意しました。どうぞ お召し上がりください。
(賀来)この本当にうまみがいっぱいというか 繊細なお味で、それでいて しっかりと お味があって落ち着きます。

阿部さんがお店を始めた頃力になったのが、あるお客さんからの手紙だったそうで。もう亡くなりそうな おばあさんが最期に口にしたのが 阿部さんのお店のだしだったと。もう食事もとれない状況だったんだけれども だしを飲んで「おいしかった」と言って 最期亡くなっていかれたと。阿部さん自身 だしの力というものを 改めて感じられたということなんですけれども。

(IKKO)その話を今聞いて 私の父が亡くなった時のことを ちょっと思い出したんですよね。流動食にだんだん なっていって かむ力も なくなってきますから。
(伏木)すごい力を持ってるんだなと改めて思いましたですね。もう言葉とかいろんな感覚とは全然違う ストレートな おいしさなんでしょうね。

日々の忙しさの中で だしパックとか 顆粒状のものというのが やっぱり便利だというのが あると思うんですけども そういう中でだしの使い方 どうしていくのが おすすめですか?
(伏木)顆粒だしも非常にいいのができてますし、顆粒だしを飲むということはやっぱり日本のだしの文化を支えていると思いますので あまり毎日だしをとろうと 朝から頑張りすぎずに顆粒だしを適当に使いながら 1年に2回でも3回でもいいから大事な時に ちゃんと とってもらって、そして「あっ だしって おいしいな」と 味を知ってもらうだけで僕は日本の文化を守れると思うんです。

(IKKO)かつお 昆布 例えば しいたけとか煮干しとかっていう いろんなもの 1つずつの成分を考えても 体にすごくいいものじゃないですか。天然のサプリメントみたいな感じで。昔から受け継がれてきたものというのは 私たちの体のバランスをしっかりと見守ってくれるものだったんだな と今日 改めて再確認しました。

▽まとめ&感想

私も顆粒だしや、たまに だしパックで済ませていますが、だしでさっと煮たポトフなどおいしそうでした。この年になると あっさりして煮物がおいしく感じられるので活用したいです。
だしを使ったフレンチトーストもおいしそうでした。飲むだしもお茶やコーヒー代わりにいいですよね。