林修のニッポンドリル 浅草寺への秘密の地下通路は中断されていた

2020年1月29日(水) 20:00~21:00放送
林修のニッポンドリル【浅草のナゾを調査!浅草寺に繋がる秘密の地下通路が?】
……。なぜかというと、浅草寺の周りは江戸随一の遊興地 だったから。

浅草寺本堂に「志ん橋」と書かれている提灯

浅草寺本堂にある大提灯、変体仮名で「志ん橋」。脇に小さく、東京新橋組合

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浅草寺の大提灯は、奉納した人が好きな文字を書くことができる

浅草寺は東京で最も古い寺で、 浅草寺の周りは江戸随一の遊興地だった。
江戸で最も宣伝効果が高かった浅草寺に、 10kmもはなれた東京新橋組合が、大提灯を奉納した。

地元の人も知らない、浅草寺に繋がる秘密の地下通路

昭和2年に日本最初の、地下鉄が上野・浅草間に開通。
昭和26年に雨に濡れずに浅草寺に参拝できるよう、本堂の東側にある二天門への地下街通路が計画された。
現在地下鉄浅草駅改札口から、つながっている、昭和レトロな浅草地下商店街 があり、行き止まりはベニヤで、塞がれている。その先、は300㍍の地下通路が続いていて、浅草寺の二天門の直前までつながっているそうだ。「観音様へのお参りは、正規の参道からお参りするもの」、仲店・新仲店商店街から、待ったが掛かったらしい。

お賽銭の代わりに大根を使うお寺

待乳山聖天(まつちやましょうでん)は、浅草寺から、北東へ歩いて10分。
ご本尊は、「欲望を抑えきれない衆生であっても、まずはその欲望や願いをかなえることで、心を清め救ってくださる」といわれる聖天様。特に夫婦和合にご利益があり、「良縁良福が成就する」「夫婦円満になる」と伝えられる。
大根が交差した、ロゴマーク(?)があちこちに。
桜レール、定員4名で、都内で最も短いモノレールで、本堂へ
大根を持って、参拝している人がいました。
1本250円で、お供え物の大根も売られています。
大根を持って、本堂へ、70本くらい山積みに奉納されています。
住職に伺うと、聖天様を祀り、心身を清める大根を、供えることで、心身とも、きれいになった状態となり、願いが叶いやすくなるそうです。
前日分の、大根、お参りの方が持って帰れるそうです。

まとめ&感想

浅草寺本堂の大提灯は、江戸で最も宣伝効果が高かった浅草寺に新橋の人が奉納したのが始まり。
地元の人も知らない、地下鉄浅草駅から浅草寺に繋がる地下通路は途中で建設工事が中止された。
待乳山聖天は大根を供えるお寺で、御利益は、良縁良福が成就・夫婦円満といわれる。

田舎に住んでいても、何度か浅草を訪れています。でも、今日のことは、全然知りませんでした。
テレビの予告で、浅草から新橋への秘密の通路?ちょっと思いました。
やはり、江戸時代から賑わっていた浅草は、人が集まり、昭和2年に地下鉄が、走ったんですね。
待乳山聖天 、大根のロゴ、かわいいモノレール 、大根の供え物、見たくなりました。